今日のコラム:【第14回】WebSig会議「Movable Type 4のポテンシャルを探る」を振り返る~イベントは儲からないけどやってみた~
2007年7月30日 23:27
7月28日土曜日、【第14回】WebSig会議「Movable Type 4のポテンシャルを探る」に主催者側の人間として参加してきた。
イベントレポートは他の方も書いているから、僕は企画立案者として舞台裏を書きたいと思う。
何故、Movable Typeなのか?
あまりにも一般的なのテーマであるから企画段階では、WebSig24/7のモデレータの中でも賛否両論わかれた。 「今さらMTもないんじゃない?」とか、「WebSigの参加者はMTなんて聴きたいとは思わない」とか、モデレータの人たちは対抗戦好きなので、「MT VS WordPress」はどう?とか…。
#彼らは参加後意見が変わり、僕の溜飲は下がったから名前を出すのは勘弁したるw
取り上げた理由は、「Movable TypeがWeb屋さんのライフスタイルを変えるポテンシャルを秘めたCMS」であるからだ。
他じゃダメなのか?ユーザー数、制作事例、使いやすさ、ユーザー・サポートにおいて、WordPressだろうが、XOOPSだろうが比較にならず、自力解決できるスキルを持つためのツールにすぎない。
CMSとして使えるツールの中で、Webデザイナーの人がテンプレートを理解し、自力でそこそこWebサイトを構築できるのは、Movable Typeだけだといってもよい。
そして、これは大事なことだが、Movable TypeはCMS中、一番多くのサポーターやファンに支えられている。
彼らは無償で、自らのサイトでプラグインを公開したり、親切なTIPSを公開し、悩める読者の声に応えている。
インプットだけを要求するユーザーだけが増えても、市場の発展はないのだ。
その点、アウトプットを行うユーザーの多いMovable Typeは市場が発展しやすい。
WordPressではダメなのか?
僕はWordPressは好きだけどダメ。なぜなら日本においては、プラグインを公開している方もTIPSを公開している人もほとんどいないから。
公開サイトで調べていると、いきなり英語サイトに飛ばされる。
これでは、英語の堪能な人じゃないと使えない。
XOOPSじゃだめなのか?
ダメ。XOOPSをWebデザイナーがWebサイト構築を行うには、テンプレート作りにくい、管理画面わかりにくいし、サーチエンジンの最適化をおこないにくい、W3C準拠のXHTML+CSSにほど遠い等の理由がある。
XOOPSのテンプレートもカスタマイズすればW3C準拠のXHTM+CSSが出来るのは知ってる。
でも、それをWebデザイナーに要求するのは、拷問に近い仕打ちというものだ。
日本市場においては、これからも当面、Movable Typeのひとり勝ちが続くだろう。
#MTOSいかんによっては北米市場のシェアも覆される可能性が高い。
人選理由
タイムリーにMovable Type 4ベータがリリースされ、触ってみて、これはいいと感じたので、一般の人よりはMovable Typeを知っている人間の目から、Movable Type 4をきっちり研究している人たちを厳選させてもらった。お声をかけたのは、Moavble Type使いなら知らない人はモグリだろうと思われる著名である4名の方々。
#「小粋空間」管理人のyujiroさんにも声をかけたが、
残念ながら今回はマンドリンオーケストラの公演があるということで、ご出席いただけなかった。次回に期待したい。
テクニカルライター藤本壱さん
The blog of H.Fujimoto
エムロジック株式会社 取締役:関根元和(CHEEBOW)さん
ヒビノアワ
アルファサード有限会社 代表取締役野田純生さん
Junnama Online (Mirror)
産業技術総合研究所小川宏高さん
Ogawa::Memoranda
といっても面識があるのは藤本さんだけで、後の方は面識どころか書簡のやりとりもない。でも、来てほしから、「必ず来てね」と強い思いを込めてメールを送った。2次会で小川さんに聞くと「メールを読むと断れないような気がして…」と、思いは通じるものだネ。
「要するに、お前が話を聴きたい人間を呼んだんだろう?」はい、その通りですが、何か?
全員がプラグイン作者であるのは、僕自身がプラグイン開発に関わっていおりプラグインを作る人はデザイナーよりMovable Typeの構造を把握しており、きちんと説明できることを知っているからだ。
そして、聴衆者がMovable Type 4に対しての理解を深めてもらうため、イベントテーマに対して、お互いの得意分野で、講師が次の講師に話題をつないでいく、リレー形式で行うことにした。
イベントが成功したのは、テーマがタイムリーであり、人選がよかったからにすぎない。
イベントを振り返って
参加者の会場の雰囲気や懇談会での反響から察すれば、満足度が高いイベントであったと思う。
Webデザイナーを対象に、Movabe Typeというありがちなテーマにもかかわらず、WebSig24/7にしか出来ないエッジの立ったイベントが出来たことは満足している。
特に技術レベルの高い人たちに、Movable Typeの再認識をしてもらえたのは、してやったりという気持ちだ。
残念だったのは、MTコミュやブログで積極的にコミットしてみえる方々、Movable Typeの書籍を書いてみえる方々の参加がなかったような気がすること。
オピニオン・リーダーの人達こそ参加してほしかった。
個人的には今まで面識のなかった、マイミクやTwitter Friendに会えたのがうれしかった。
今後の展開
まずは、日程会場が決まっている大阪で行うイベントをきちんと成功に結びつける必要があるが、会場での反響や、イベント後のコメントを読むと、分科会に対する期待が大きい。
分科会は少人数の勉強会にしたいと思っている。基本的には講師は1名。前半は講師による講習、後半はテーマに基づいたグループワークないし、発表会の形式で行いたい。
本当は10名ぐらいの精鋭的な研究会にして僕が講師を独占したいけど、採算を考えると30~40名ぐらいの規模になるだろうな。
第1回は僕がTinyMCE for Movable Typeをリリースしているから、一番関心の高い、「エントリー画面のカスタマイズ」をテーマに開催したいな。
マンネリ化を避けながら、ひとつのテーマで分科会を行っていくことに関しては、いろんな意味で考えていかなきゃならないなと思っている。
僕は他人のために自分が犠牲になってもいいという成人君主じゃないから、個人的には、一番は僕が岐阜県に住んでいるから、準備を含めての時間、東京との距離、移動や宿泊にかかる経費の捻出をクリアすることが最大の課題かな。
他の方のブログ
当日のイベントについては、他の方のブログを参考にどうぞ。
- Webサイトは会議室で作られてるんじゃない! 現場で作られてるんだ! (WebSig会議雑感) (Junnama Online (Mirror))
- WebSig24/7の参加報告+MT4の高速化あれこれ - Ogawa::Memoranda
- ヒビノアワ: WebSigでMTプラグインについて話してきた
- The blog of H.Fujimoto:WebSig24/7終了
- WebSigイベント「Movable Type 4のポテンシャルを探る」でMTの将来に安堵した « du pope : NAKANO Hajime’s Blog
- F's Garage:WebSig MT4イベント
スピーカーとモデレータばかりなので、一般参加者の声も聞かせてほしいゾ。
2007年8月6日(月)追記
遅くなって申し訳ないが、公式サイトにセミナー資料とレポートをアップした。
WebSig24/7: 第14回 アーカイブ
http://websig247.jp/meeting/14/
投稿者: Dakiny 日時: 2007年7月30日 23:27 |
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