
出版社は真剣に考えなければならない時代になってきた。
前より聞いてはいたが、Webデザイナー向けの月刊誌『web creators』が3月29日よりリニューアルされた『web creators Webサイト』を展開していくことになった。
今後改善していくであろうが、現状は「印刷物をネットにあげただけにしかすぎないね」と言ったところでインターネットのよさが生かされていない。気づいた点はこんなところ。
- 内容が乏しい
- 読みづらい(アクセシビリティの配慮が足りない)
- 画像が小さくて汚い(画像を大きくするか、Lightbox等を利用すべき)
- 読者参加型になってない(トラックバックやコメント等)
- 会員登録サイトにはSSLを使いましょう
辛いようだが、よくないものはよくないので、改善を願うばかりだ。
配信方法が適さないのか?コンテンツが駄目なのか?
さて、Web関係の印刷媒体が減ったのは、仕事中にインターネット接続が常識である職種であり、知りたいことがネットに掲載されているからだろう。僕もそうだが周囲に聞いても、(特にテクニカル系の情報は)雑誌や書籍で調べる人が減ってきた。たいていの必要な情報はGoogleで検索すれば、たいいてい出てくるし、それ以上の大事な情報は人や企業が持っていて書籍にはない。
とはいうものの印刷物の売上が全体的に落ちてきたのは、必ずしもWebや携帯のせいばかりではない。先日『小悪魔ageha」編集長にインタビュー、世の中には「かわいい」か「かわいくない」の2つしか無い - GIGAZINE』と『雑誌界復活のキーワードは"遊び心"と"オリジナリティー" - サイゾーウーマン』を読んで「なるほどね」と感じた。つまり、その雑誌や書籍でしか読めない情報があり、その情報を必要とするなら、人は雑誌や書籍を購入する。ネットであれ印刷物であれ、まずはコンテンツが大事なわけだ。
コンテンツと配信方法は分けて考えるべき
まずは、コンテンツありきの上でターゲットにより、コンテンツの配布(配信方法)は、ネットが最適なのか、印刷物が最適なのか、複合なのか、を考えるべきなのだろう。ネットにしても方法はひとつだけではない。公開に限定せず会員制SNSがよい場合だってある。広告収益率は会員制非公開SNSが最も高い。
だから、売れない理由がつまらなくても、情報の流通手段が間違っていても成功しないということになる。もちろん、これは『web creaters』がつまらなかったというわけではなく、全体論。
ともあれ、『web creators Webサイト』はスタートしたばかりなので、今後どう成長していくのかを期待したい。スタッフの皆さん、頑張ってください。
投稿者: Dakiny 日時: 2010年4月 1日 04:12 | パーマリンク | トラックバック (0)
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