CSS3はクールに使ってほしい
僕が関わった4冊目の本『CSS3デザイン プロフェッショナルガイド』が5月28日にマイコミ(毎日コミュニケーションズ)から出ます。この本は昨年秋にピクセルグリッドの小山田君との雑談の中での「CSS3はクールに使ってほしいよね」という言葉がきっかけで生まれた本です。賛同してくれたピクセルグリッドの外村君、秋葉さんたちを巻き込んで出版社も決まり1月にはプロジェクトがスタートしました。完成までには全員並ならぬ産みの苦しみがありましたが、こうして当初の目的が形になるのはとてもうれしいものです。
ということで発売日も近づいたので、今日のブログでは『CSS3デザイン プロフェッショナルガイド』の中身を少し見せながらどんな本なのかを紹介したいと思います。
CSS3デザイン プロフェッショナルガイドはこんな本
◇Chapter 1 CSS3の基本
著者:蒲生トシヒロ

Chapter1はCSSを積極的に使うためのあれこれを書いてあります。難しく考えないで楽しんで理解してもらえるように書きました。Seciton1「CSS3を使う意義」では、CSS3を使うメリット、現在のブラウザ環境、W3Cの進捗環境を、Section2「」CSS3で何ができるか」は海外の秀逸なサンプルサイトを見ることにより紹介しています。Section3 「CSS3を積極的に利用するために」では、非対応ブラウザを考慮した利用方法を書いてます。Section4「CSS3の書き方の基本」ではベンダープレフィックスの解説の他、画像にある練習作品を作りながらCSS3の楽しさとお手軽さを学んでもらえます。
- Section 1 CSS3をWebクリエイターが使う意義
- Section 2 CSS3で何ができるか
- Section 3 CSS3を積極的に利用するために
- Section 4 CSS3書き方の基本
◇Chapter 2 CSS3リファレンス

Chapter2は実践豊富な小山田君と外村君によるCSS3リファレンス。プロパティやセクレター等CSS3で追加され新しいプロパティやセレクタがこれ以上ないぐらい正確にわかりやすく書かれ涸れています。上記画像RGBAを例に説明します。基本的な記法、対応ブラウザ、ベンダーフレックス、解説文、CSSコード、HTMLコード、サンプルがワンセットで、CSSにわまり詳しくない人でも理解しやすい構成になってます。Chapter2のすごさはW3CのCSS3のドキュメントを読むとよくわかります。それぐらいWeb標準に限りなく忠実でかつビギナーにもわかりやすく、そして国内のWebを含めて最も最新のCSS3リファレンスです。
- Section 1 Values and Units
- Section 2 Color
- Section 3 Font
- Section 4 Text
- Section 5 CSS basic box model
- Section 6 Backgrounds and Borders
- Section 7 Multi-column Layout
- Section 8 Flexible Box Layout
- Section 9 Basic User Interface
- Section 10 Image Values
- Section 11 Transforms
- Section 12 Transitions
- Section 13 Animations
- Section 14 Media Queries
- Section 15 Selectors
◇Chapter 3 CSS3ビジュアルサンプル

Chapter3は日本で数少ないCSS3のサンプルをブログで発表してきた秋葉秀樹さんと秋葉ちひろ(旧とみたちひろ)さんに、JavaScriptの達人でありSOY CMSの開発者、日本情報化農業研究所のCTO宮澤さんが加わって今まで海外サイトでしか見られなかったCSS3のスーパーサンプルをこれでもか、これでもかと作ってくれました。
スゴイのはサンプルだけじゃないです。上記画像だけを見るとCG書籍の一部かと思いますが、この本中の一部です。CSS3はCSSで図形を描画することができますから使いこなすにはデザインの知識が不可欠なのです。例のように『CSS3デザイン プロフェッショナルガイド』ではCSS3を使ってCGのように質感を出す技法を秋葉さんがわかりやすく解説しています。ここに書かれているTIPSはPhotoshopに慣れてない人たちにとっても仕事におおいに役立つことでしょう。Chapter3に書かれている解説は従来のCSSにいかに精通していようともビジュアルデザインの知識がなければ決して書けない内容です。3DソフトやPhotoshopに精通し自らCGを描く秋葉さんが参加したからこそChaper3に含めることができました。
- Section 1 ボタン
- Section 2 アニメーション
- Section 5 ギャラリー
- Section 3 レイアウト
- Section 6 フォーム
- Section 4 テーブルデザイン
- Section 7 ナビゲーション
◇Appendix
著者:蒲生トシヒロ

HTML5の基本では、メリット、ブラウザ対応状況、html5shiv.jsやModernizrなどのPolyfillを利用して非対応ブラウザでHTML5で新たに追加された要素に対応する方法、HTML5の基本の書き方、section要素、header要素、footer要素等の新しい埋め込み要素の使い方までを解説してます。
- Section 1 HTML5の基本
- Section 2 作業時間を短縮するCSS3ジェネレーター
- Section 3 CSS3の学習に役立つWebサイト
5月28日土曜日出版記念セミナーやります!
本の出版を記念して著者をゲストに出版セミナーをおこないます。少人数会場ですから身近に話しを聞けます。おまけに参加費は妥当と思う金額を帰りに払う投げ銭システム(最高3,000円までとします)。寄付金を集める目的は大阪から参加する秋葉さんの交通費・旅費を得ることと僕らの打ち上げ台を得ることが目的です。お金を払わずに帰ってもかまいません。向上心はあるがセミナー続きや給料前で懐の寂しい方にも最適のセミナーです。
◇出演
◇概要
- 日時:2011年5月28日 · 13:30 - 17:30
- 会場:東京都渋谷区神宮前3-32-5 SINAP(地図)
- 協力:SINAP、毎日コミュニケーションズ、KDDIウェブコミュニケーションズ
- プレゼント協賛:エクスナレッジ
- キャパ:30名(ゲストスタッフ除く)
- 会費:寄付制度
会費は投げ銭システムです。帰るときに妥当と考える金額を寄付してください。(MAX3,000円とします) 払わなくても構いません。 - 注意:当日UST中継ならびに撮影をおこなう予定です。みなさんの顔も公開される事もありますので悪しからずご了承願います。
- 申込み(Facebookの下記URLより参加をクリックしてください)
http://www.facebook.com/event.php?eid=188274884523711
◇タイムスケジュール
- 13:30~13:50 「CSS3を使うメリット(仮)」蒲生トシヒロ
- 13:50~14:20 「CSS3ネタで調整中」外村和仁
- 休憩10分
- 14:30~15:10 「IE9を基準としたCSS3運用」小山田晃浩
- 15:10~16:00 プレゼントタイム
- 「CSS3デザイン プロフェッショナルガイド」マイコミ 2冊
- 「Webデザイナー/コーダーのための HTML5コーディング入門」エクスナレッジ 3冊
※プレゼント当選の方は2週間以内にAmazonまたはブログに書評を書くことを条件となります。 - 休憩10分
- 16:10~16:50 「Webデザイナーから見たCSS3(仮)」秋葉秀樹
- 16:50~17:20 質疑応答
- 17:30 終了
◇懇親会
- 時間:18:30-20:30
- 場所:cafe Hohokam
東京都渋谷区神宮前3-22-14 2F 03-5775-5708(地図) - 会費:3,500円
- 人数:20名まで
- 申込みは下記URL(Facebook)より参加をクリックしてください。http://www.facebook.com/event.php?eid=216569081704381
みなさんと、会場で会えることを楽しみにしています。
海外CSS3サイトを徹底的に調べ、一生懸命考え抜いてサンプルや図版を作りながら、書きました!
CSS3デザイン プロフェッショナルガイド
- 著者:秋葉秀樹、秋葉ちひろ、小山田晃浩、外村和仁、蒲生トシヒロ、宮澤了祐
- 価格:2,940円(税込)
- 体裁:B5変形312ページ
- 出版社: 毎日コミュニケーションズ
- ISBN-10:4839935467
- 発売日: 2011年5月28日
CSS3で新たに加わったテキストシャドー、ボックスシャドー、グラデーション、透過、これらのプロパティはビジュアルデザインを知らない人には使いこなすことはできません。この本は単にCSS3の解説のみならずWebデザインをおこなう上での使い方をきちんと書いてあるのでWebデザイナーだけでなく、マークアップ・エンジニアの方にも最適の1冊となっています。
本の装丁についてのおまけ話
グラフィックデザイナー出身である僕にとって多くのテクニカル書籍の装丁は我慢のできないものがあります。部数が少ないとはいえあまりに適当であり手にする気すらおきません。この書籍はデザイナーに読んでもらいたいという強い想いがあり、書店でデザイナーが手に取るような本にしてほしいと出版社に強くお願いし願いがかなった本です。表紙のイラストは1970年代のSF漫画、『ドラえもん』や『鉄腕アトム』に出てくるような21世紀をテーマに、イラストレーターの大寺聡さんに描いてもらいました。1970年代の人たちは21世紀を素晴らしい世界であると想像していたようです。CSS3が開く未来もまたデザイナーにとって素晴らしいものであると僕は信じています。イラストを描いてくれた大寺聡さんをはじめ素晴らしい本を作ってくれた方々ありがとうございました。
書店で手にとり中を読み気に入ったら購入ください。
仕事の役に立てれば幸いです。
投稿者: Dakiny 日時: 2011年5月18日 03:37 | パーマリンク | トラックバック (0)
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.dakiny.com/mtos/mt-tb.cgi/2168
※文章内容と関係のないトラックバックは固くお断り。









