今日の映画:『さらば青春の光』Quadrophenia(1979)
2006年5月27日 04:37
青春なんて約30年前に通り過ぎた私だが、未だに青春映画を見るのが好きだ。
別に懐古主義ではない。
自分の青春を懐かしむでもない。
おそらく、主人公が成長する姿を見るこのが好きなんだろう。
この映画はあまりに有名なモッズの教典。ザ・フーにより1973年にリリースされたロックの傑作 「四重人格」が全編を通じて使用されている。
物語は夕日を背に、手前に向かって歩く主人公ジミーからはじまる。
どこかロックオペラ・トミーの冒頭に似ているのは気のせいか?(笑)、まぁいい先に進もう。
画面は一点し、「本当のオレがわかるか!ドクター」とザ・フーが歌う「Real Me」をBGMに、暗闇の中をスクーターで疾走する主人公がクラブに到着する。
スクーターに乗り、独自のファッションを纏い友達と遊ぶことだけが生き甲斐の目的のない青春像、恋愛、バイカーとの抗争、暴動、逮捕、法廷、失職、失恋、スクーターも交通事故で失い、傷心の彼は憧れの人であるモッズ族のリーダー、エースに会いに行くが、見たものはベル・ボーイをやってるいる憧れの人の実像。絶望した彼はエースのスクーターを盗み崖から落とすところで物語りは冒頭シーンにつながる。
虚像と決別し、青春の象徴であるスクーターを破壊して、自らの足で歩き始めることで、今までの生き方に決別をするわけだ。
このような、主人公の内面変化を描いていくは映画嫌いじゃない。
主人公が父親に言う台詞、"Ready Steady Go"も気に入った。
※"Ready Steady Go"は主人公が見ていた音楽番組の名前
この映画でザ・フーの音楽は重要な位置をしめ、歌詞にはすべて字幕がつくから彼らの歌がメッセージ性の高いものであることもよくわかる。
青春映画が好きな方、70年代のロックミュージックが好きな方はぜひ見ていただきたい。
投稿者: Dakiny 日時: 2006年5月27日 04:37 |
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コメント
ずーと長い間私のひっかかっていたこの映画。初めて観たのは26年前の高校生の時、幼馴染の男の子と二人たまたま入った映画館で、でした。も~~ものすごい衝撃で二人で興奮してしまったのを体で覚えています。私にとっては生まれて初めての全てが刺激的な展開でした。ラストシーンは今でも目に焼きついています。この映画をとりあげて下さって心からお礼申し上げます。
投稿者: モッズ女 | 2006年7月 5日 10:33