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今日のコラム:画家は写真家より光を知っている。

2005年12月10日 07:54

「古森のエルフ」個展会場

「古森のエルフ」ポスター10日金曜日の夕方、mixiで20年ぶりに再開した、専門学校の後輩の個展に行ってきた。

彼の作品は「古森のエルフ」というタイトルの、女性を素体としたコンピュータ・グラフィックスで、撮影からCGワークまでを一貫して一人で行ったそうだ。
ここまでの完成度の作品をたった一人で作れるのも、元々彼がデザイナー、イラストレーターとしての一線級の技量を持っているからだろう。

会場に長剣が置いてあったので、「これはどうしたの?」と本人に聞くと、「モデルに持たせるためにスペインの刀鍛冶に作らせた」と…、手にするとずっしり重い。
曰く「プラスチックの剣と本物の剣では重さが違う」と…。
昔から極端な奴であった、が、ここまでやるとは…。
規模こそ違うが、やることは「ロードオブザリング」のピーター・ジャクソン監督と変わらない…(笑)。

ところで、本来、デザイナーでありイラストレーターであった彼が写真を撮るきっかけになったのは、写真家に頼んで意図する仕上がりにならなかったというもの。

デザイナーが写真と撮影するときに、ライティングにとまどうのだが…、彼はあっさり「誰にも教えてもらっていません」と、続けて「絵を描いている人間は、写真家よりも光を知っていければいけないんです、写真家は光を知らなくても作品ができますが、画家は光を知らなきゃ作品ができません」と答えた。
そう言われてみれば、そうであるが、ここまで自信満々に答えるには相当なデッサン力がないと無理。

「僕は絵に全てを教えてもらった」と彼は語った。学生時代からクロッキーでデッサンを人の何倍もこなしてきた彼だからこそ言える台詞なのだろう。

広告の道からは少しずつ離れ、アーティストとして生きていくのだそうだ。
孤高の道を歩むのは困難なことだが、君なら出来る、ガンバレ!

ただ、有名になっても、彼の撮影した女性は「清潔感と健康美」が表現されていて好きなので、続けてもらいたい。

ちなみに、来年は東京でも個展を開くそうなので、行ける方は時間を作って見にいってほしい。
自信を持って推薦できる奴です!

その後、韓国どぶろくで酔った彼を自宅まで送り、次の仕事場へ。
仕事場で話し込んで、事務所に帰ったのは朝7時半。

これから、あわててしたくして名古屋発10時44分の新幹線に乗り東京へ。

山口よしとデザイン研究室
http://www.huckle.co.jp/

投稿者: Dakiny 日時: 2005年12月10日 07:54 | このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーのはてなブックマーク被リンク数 |  このエントリをdel.icio.usに追加 | このエントリをlivedoorクリップに追加 このエントリーのlivedoorクリップ被リンク数 |  | コメント(0)  | トラックバック (0)

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