今日の本:夢はるか楼蘭王国 / 神坂 智子 (著)
2005年10月26日 03:35
旅行記を読んだり、旅行映像を見るのが好きだ。
それも欧米ではなくて簡単に行くことのできないアジア・アフリカ等の辺境の地。
この1冊の旅行記は、漫画家の神坂智子女史が外国人旅行者にはまだ規制が残る1992年、シルクロードの遺跡「楼蘭」を学術研究隊に参加して訪ねた旅行を漫画にしたもの。
#それまでに入国しているのは朝日新聞隊とNHK取材班のみ
朝の5時半、朝刊を読んでから寝ようと思い、新聞を手にとり、なにげに目に飛び込んだ「砂漠を600キロ『楼蘭ラクダ紀行』」の記事に誘われたのが旅の始まりで、すぐさま編集部に連載休止の段取りをとり、その日の夕方には大津にある楼蘭ツアーの事務局に電話をして申し込んだそうだ。
行くと決めたら、この行動力は素晴らしい。
旅行費225万円+その他約50万円の経費を払い、何度も準備のキャンプに参加して、ようやく迎えたタクマラカン砂漠のラクダツアー。
この旅は学術研究が目的で、彼女の担当は装備班として参加している。
25日間、照りつける太陽、砂嵐、水のない生活に対して彼女の描く旅は楽しそうで、文明地に戻ってからの人の貧しき心に彼女は苦痛を訴えている。
著書から得る旅人の心得は大である。たかが漫画と読むのではなく、紀行文学として読んでいただきたい。
ところで、この本は彼女の旅行記の中で最高傑作ながら絶版。
読まれたい方は、古本屋で探すか、復刊投票をしていただきたい。
シルクロードが好きな方は探してでも読むだけの価値はある。
神坂智子さんのファンによるファンのためのサイト「神坂智子的世界」
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/8295/kousaka/kousaka.html
Flowersインタビュー
http://flowers.shogakukan.co.jp/interviwe/interviwe_02.html
神坂智子 復刊特集ページ
http://www.fukkan.com/group/?no=36
投稿者: Dakiny 日時: 2005年10月26日 03:35 |
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