今日の音楽:Chaos And Creation In The Back Yard / ポール・マッカートニー
2005年10月22日 06:28
2005年9月22日リリース、スペシャルエディションはCDとDVDの2枚組。
「Draive Rain」以来4年ぶりのアルバムである。最近のポールはライブ・パフォーマーとしての評価は絶対であるが、新譜は1982年の「タッグ・オブ・ウォー」以降、これはと思うアルバムをリリースしていない。あまり期待もなく耳にしたのだが、いい意味で裏切られた。20余年ぶりの秀作といっていい出来なのでファンは耳にするべきだ。
プロデューサーは最初、ビートルズ依頼、何度も組んだジョージー・マーティンに依頼したのだが引退している事を理由に断られ、彼の推薦でナイジェル・ゴドリッチを起用。
このアルバムでは、ほぼ全て曲で演奏パートをポール一人でこなしているが、ナイジェルの意向だ。彼は「ポールに匹敵する演奏者はいないから…」とDVDの中で語っている。
とはいえ、ポールが人生の節目にリリースした「ポール・マッカートニー」「ポール・マッカートニー2」とは聞いた印象が異なるのは、心境の変化とナイジェルの力だろう。
印象に残った曲の感想を書こう。
「Fine Line」はどことなくビートルズ。
「How Kind of You」は君がいたから、立ち直れた。「Fine Line」と2曲で1曲のような構成
「Jenny Wren」は「Brak Bird」を思わせるアコーステックな曲。
「Too Mach Rain」は様々に翻弄される人生に対して、辛い時は笑えばいいと励ますメロディーの美しい曲で、私はこのアルバムの中で一番好きだ。
「Anyway」はピアノ演奏が素晴らしい、展開も斬新。
「She Is So Beatiful」は何度読み返してもへザーへのラブレターだ(笑)。
ともあれ、音がどうこうを除いても、60歳を越えてソロツアーを敢行し、新しさ新譜を出す情熱を持ち続けていることは素晴らしいと思うのだ。
このアルバムを聴いて「作曲家としては枯渇した」と思うとすれば、あなたの心には潤いが必要だ。
日本盤はCCDであるので、日本語字幕のついたDVDが必要なければ購入する必要なし。
創造的業種にいる方はDVD付を購入したほうがいいと思う。
曲目リスト
- Fine Line
- How Kind Of You
- Jenny Wren
- At The Mercy
- Friends To Go
- English Tea
- Too Much Rain
- Certain Softness, A
- Riding To Vanity Fair
- Follow Me
- Promise To You Girl
- This Never Happened Before
- Anway
- She Is So Beatiful
TOSHIBA-EMI INTL / SPECIAL - Paul McCartney 特集
http://www.toshiba-emi.co.jp/intl/special/0509paul/index_j.htm
Paul McCartney Site
http://www.paulmccartney.com/
投稿者: Dakiny 日時: 2005年10月22日 06:28 |
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