【Movable Type 5】これだけは覚えておけ!Movable Type 5 基本の基本
2009年10月25日 04:38

Movable Type 5.0b4がリリースされた。MT5は決してむずかしくない。
最近SOY CMSやRCMSのことばかり書いているし、Movable Type 5b1が出たときもブログに書かなかったので、一部では、僕がMovable Typeをやめたんじゃないかという噂が流れているけど、とんでもない話で、僕はMTを知ってるから、SOY CMSやRCMSの広報がおこなえるのであり、認知度と人脈はMTを続けていたから築けたものなので、MTを捨てることはないです。それに僕はMTが大好きなのだ。Movable Type 5b1の時は、Twitterでかなり書いたので、それで満足しちゃっただけの話^^;;。
11月28日のセミナーでも、「MT5の構造を知り使い道を考える」という、プランナー、ディレクター対象のテーブルを受け持つので、真面目にMovable Type 5は研究してます。
なんか使いにくくなったという意見も目にするので、それはとんでもない。むしろ使いやすくなっているよと強く言いたいし、大手Web会社や、エキスパートユーザーは正規版を待たずして、商用サイトの構築をスタートしている。Movalbe Type 4で悩んでいたことのいくつかが、Movable Type 5では簡単に解決することもあり、Mt5b4で、そろそろ仕様も落ち着いてきたかなと思うので、今日のブログをまとめることにした。
詳しいことは荒木さんや、藤本さん、Oscarさんが日々のようにMT5の情報を掲載しているので、僕はMT5b4を使って、知っておくべき、使い方の基本の基本(ウェブサイトの解説)だけ書くことにします。なお、MT5bの最新版は下記からダウンロードできます。
Movable Type 5.0 ベータ
http://www.movabletype.jp/beta/50/index.html
ここがポイント!Movble Type 5。
Movalbe Type 5.0は汎用CMSであり、MT4にくらべ使いやすいと思うのは、他の汎用CMSや、MT4.xでマルチブログを使っていたユーザーである。
まず、ウェブサイトの下にブログやウェブページを持つ、Moble Type 5の構成は、他の汎用CMSと大きく変わらないことに注目したい。
必ず覚えておくべきは、MT5は、マルチブログを使うことを前提として作られていることだ。従来マルチブログは設定がめんどうであり、敷居の高いものであったが、MT5は何も考えることなく、ウェブサイトから新規にブログを追加するだけでマルチブログの設定ができる。
時系列である必要のあるものはブログで、そうでないものはウェブページで作る。
従来で言えば、ブログの階層下にブログがあったものが、ウェブサイトの階層下にブログを作るようになったと考えればいいわけだ。初期状態のプロフェッショナル・ウェブサイトはウェブページとインデックステンプレートのみで構成されているので、ブログを作らなければ、時系列のブログは使えない。
- ブログ…時系列を持つ
- ウェブページ…時系列を持たない
ということを覚えておこう。「ブログ=頻繁に更新するもの」、「ウェブページ=滅多に更新しないもの」という書き方をしているサイトを見かけるが、この書き方は正しくない。利用の区別は、そのカテゴリー(MTのカテゴリーではなく一般的なカテゴリー)が、時系列を必要とするか、時系列を必要としないかで理解しておくべきだ。
たとえば、簡単な企業サイトを例にあげると、「お知らせ」や「社長ブログ」は時系列である必要があるから、ブログを使うが、「会社概要」や、「問い合わせ」は時系列である必要はない。
Webサイト構築が楽になったMovalbe Type 5.0
Movable Type 4.xでは、(マルチブログを利用しなければ、)ある程度の規模以上のWebサイトは、サイトマップ通りのサイト構築が困難であったが、ウェブサイトの導入によりサイトマップ通りに設計すれば、通常の企業サイト構築ならば簡単にできるようになったのはありがたいことだ。
#マルチブログの詳しい解説を書いた書籍がなかったのは惜しいことである。
投稿が簡単になったMovalbe Type 5.0
Movable Type 4.xでは、ブログ毎にダッシュボードが存在し、投稿が不便であったが、MT5ではスクロールメニューから探すこともなく、ダッシュボード上から任意のブログの新規記事の投稿が可能になった。
※下記でダッシュボードのキャプチャーを確認していただければ理解できると思う。
ブログだけを使いたい人はどうするのか?
ではブログだけのページを作りたい場合はどうするのか、別に気にする必要はない。ブログだって、「作者プロフィール」とか、「問い合わせ」とかウェブページで作るべきページは存在する。ブログ記事の何点かをトップページのメインで表示できるよう、インデックスページにHTMLおよびタグを追記するだけのこと。さほど難しい技術は必要としない。
と、ここまで簡単な解説、インストールおよび設定に入ろう。
インストール

インストールは従来のMovalb Type 4xとたいして変わらない。「最初のウェブサイトを作成」の画面で、「ウェブサイトURL」と「公開パス」は初期状態ではurl/FirstWebSiteとなっているので、注意すること。
テーマは「クラッシックウェブサイト(従来のクラッシックブログ)」と、「プロフェッショナルウェブ」が選択可能である。ひとまず、「プロフェッショナルウェブサイト」を選択しておく。
最初の設定

インストールが完了すると、ご覧の画面が表示される。最初に「ページを作成」するか、「新しいブログ」を作らない限りトップページは表示されない。プロフェッショナルウェブを選んでいるので、「新しいブログ」を選ぶことにする。

ブログの作成が表示されるので、ブログテーマでウェブサイトで「プロフェッショナルウェブ」を選択している場合は、「プロフェッショナルブログ」を選択しておくと統一デザインになる。

First Website(サイト名)にブログが追加された。

ブログの確認をすると、ご覧のように、プロフェッショナルウェブと統一デザインになるが、この時点で「ホーム」をクリックしても、ページは存在しない。なぜならば、この時点では、ウェブサイトの再構築をしてないから。
※記事の表示がないのは、記事を投稿してないからである。

毎回記事を投稿ごとに、ウェブサイトを再構築するのは面倒である。では、どうするのかというと、ブログを更新すればウェブサイトも再構築されるように、MultiBlogのトリガーの作成をしてやる。この機能はサイドバーメニューのツール > プラグイン > MultiBlog > 設定にある。
この設定を行えば、記事を更新すれば、トリガーで設定されたすページが再構築される。
※トリガーの対象に先ほど作った「blog」があることに注目。
記事の投稿

ウェブサイトのトップ画面に「新規作成」と「記事作成」の2つのボタンが表示されているが、「新規作成」ではなく、「記事作成」をクリックしてやる。なお、公開後はめったに使わないダッシュボードではなく、このページのURLをブラウザのお気に入りに登録しておくと便利だ。
ブログを新規に作った場合は、作成したブログの下に、新しいブログのサムネールが表示されるので、ある程度の数までならば投稿管理は煩雑にはならない。

記事の投稿画面はこんな感じであり、一見すると、設定メニューが上から左になっただけのように見えるが、細かいところが工夫されている。

たとえば、公開の設定は、記事を保存する前はこのようになっている。ご覧のようにスクロールメニューから3つのボタンになり、直感的にわかりやすい。

記事を公開すると公開の設定はこのように変更される。とてもわかりやすくなった。

ブログの出力画面。

ウェブサイトの出力画面。
テンプレートの簡単なカスタマイズ

トップページのメインカラムに、記事が1件表示されるように設定してみることにする。ブログがひとつだけの場合は、Movable Type 4.xとほとんどカスタマイズ方法に変わりはない。
左メニュー > デザイン > テンプレートから、「メインページ」をクリックする。

トップページに記事が1件追加されるように下記のソースを追加した。
<mt:Entries include_blogs="children" lastn="1"> <$mt:Include module="ブログ記事の概要"$> </mt:Entries>
ソースの修正が終わったら、新たに追加された、プレビューボタンをクリックしてみよう。その上に変更メモという欄も追加された、使い方によっては便利かもしれない。

ご覧のように、プレビュー表示がされる。これは便利な機能だね。

ということで、トップページに記事が表示されるようになった。ブログが2つの場合はどうなるとかは、応用なので、まずブログひとつの場合を試した後で、各自で試してみてほしい。
#システムの世界は基本からの積み重ねなので、あくまでもできることから始めるのが基本で、できる前に先のこを考えるのは技術取得から最も遠い道だ:-p
というとろで、基本の基本おしまい。時間があったら、プロフェッショナルブログ編とか、テーマについて書いてみたい。
Six Apartへの要望
とここまで書いて、よく出来ていると思いつつも、こんな機能がほしいと思いついたったので、下記に要望を書かせていただく。まぁ、MTQに書いてもいいんだけど、中の人は主立ったMTユーザーのブログは読んでいるのを知っているから(笑)。
DrupalやRCMS等の汎用CMSではあたりまえのように存在する機能であるので、もはや、国内標準のCMSとなったMovable Typeには是非備えてほしい。優秀なSix Apartの技術者であれば、不可能ではないと思う。
1. ダッシュボードにサイトマップをつけてほしい。
どのブログがどうつながっているのかが、一目瞭然でわかるサイトマップをつけてほしい。中規模サイト以上を構築する場合、ダッシュボードにサイトマップがあり、そこから任意のページを編集できる機能があれば、やたら助かると思うのは贅沢な要求ではないと思う。
2. サイトマップの自動生成機能をつけてほしい。
中規模以上のサイトにはサイトマップは必須である。サイトマップを、いちいち作らなければならないんじゃなくて、標準で出力できるはずなのだが?この機能が実装されらば、クリエイターはCSSを修正するだけでサイトマップが完成するからとても楽。
3. カテゴリーの任意の並び替え
藤本さんのプラグインのように、クリック&ドラッグでとまでは言わないが、表示の優先順位の番号欄をつけるだけのことが何故、未だにできない?
4. モバイル機能の強化
時代はWebがなくても、モバイルサイトだけというサイトも多く存在する昨今。わざわざ新たにモバイル用のサイトを作らなくても、Webが出来た時点でモバイルも使えるようにしてほしい。
5.標準テンプレートのデザインの見直し
標準テンプレートが癖があってスケルトンにもならない。サイトを構築した上でデザインを行うケースも多々存在するので、標準のテンプレートはユーザーニーズを聞いて作り直すべきだ。後、スタイルキャッチャーはMT独自のシステムであるが、プロユースでは必要ない上に、そのためにテンプレートが複雑になりカスタマイズにしにくくなっている。スタイルキャッチャーを捨て、テーマを増やしたほうがユーザーはよほど広がる。
ということで愛すべきSix Apartの方々、上記の要望を早急にかなえてください。できることならば協力は惜しみません。
参考になれば幸い。
投稿者: Dakiny 日時: 2009年10月25日 04:38 |
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