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今日のMovable Type 4:XAMPP for WindowsでMT4を動かす Vol.1

2007年11月 1日 14:49

XAMPP for Windows

はじめに:Movable TypeをXAMPPで動かすのは、あなたのためであり、顧客のためである

#個人的思想が入っており、少し長くなるから、XAMPP for WindowsでMovable Typeを動かしたい人は、スクロールしてもらっててかまわない。

僕のPSR(Personal Social Responsibility個人の社会的責任)として、Web業界全体のスキルアップと地位向上」というものがある。WebSig24/7に参加しているのも、Movable Typeに固執するのも、ブログで情報公開を行うのも、TinyMCE for Movable Typeを公開するのも、それに基づいた行為だ。

という前提で、今回、次回で記載する記事は、2007年9月29日に行った【第16回】WebSig会議「Web屋さんのためのMovable Type 4」のセミナーや、10月13日に行われたWebSig24/7 MT4分科会 第1回イベント「WebSig24/7 2007年秋 MT4の日」におけるグループワークで使った資料、そして11月26日に発売予定のWeb Site Expart #15のMT4特集に記載したコラムを補完するものだ。

Movble Type 4を使うためにXAMPPは必須ではないが、XAMPPの設定について記述したのは、あまりシステムに詳しくないWebデザイナーの方々が、MT4を今後業務にどんどん活用してもらうためのスタート環境を整えるためである。 

なお記載事項は、仕事上のパートナーの書いた、「デジクロ備忘録: Windows上でのMovable Type環境構築」を本人の了解を得て、Webデザイナーの方でもわかるように書き直したものである。

僕はXAMPP for Windowsの設定方法を、9月29日のセミナーに間に合うよう、XAMPP for Windows 1.6.3配布時点で書いたのだが、10月11日頃、XAMPP for Windowsが1.6.4にバージョンアップし、同梱のApacheが、 Apache HTTPD 2.2.6となったため、Apache Friends - XAMPP for WindowsらダウンロードできるからPerl 5.8.8-2.2.4インスーラー版がインストール途中で止まるという現象が起きた。

XAMPP for Windows 1.6.4で、Perl 5.8.8-2.2.4を組み込むには、ZIP版でインストールしてやり、PPMが使える必要がある。

これには、Windowsの基礎知識やPPMの使い方がわかる方でないと困難である故、最も簡単な設定方法を記載するものとする。

PPMが使える人には読むに値しない。「デジクロ備忘録: Windows上でのMovable Type環境構築」を読めば、完結にWindows上でのMovable Type環境構築がわかると思うから、そちらを読んでもらえばいい。


XAMPPて何?

さて、XAMPPとは何か?乱暴な言い方だが、お手元のWindows(LinuxやMac版もある)上で簡単にApacheサーバーを構築するためのシステムと考えてもらえばいい。MySQLやPHPがセットになっており、初期状態から普通に使える。 Perlを組み込むことにより、Movable Typeが手元のPCで動く。
※XAMPPはMac版もあるが、Macをお使いの方はMAMPをお勧めする。

XAMPPでMovable Typeを動かすことのメリット

PHPの開発環境には欠かせなくなった、 XAMPP for Windowsだが、Movable Typeの構築環境に使えばすごく便利なので強く導入をお勧めしたい。


ローカルPCでMovable Typeを動かすことのメリットは

  1. リスク軽減
  2. 自由な実験環境の構築によるスキルアップ 
  3. 開発速度のアップ

になるだるだろうか。

たとえば現在構築中のサイトをMT3からMT4に移転する場合、いきなり本番環境でおこなうと、一歩間違えるとえらいことになっちゃうけど、予めXAMPP上で作っておけば、リスクを著しく軽減してくれる。


Movable Typeはローカルサーバー環境なんて必要なし

この言葉が無償で利用できる個人ライセンスを使っている方々ならかまわないが、商用ライセンスを取り扱う、プロのWeb制作者から出ているとしたら、ちょっと許せないと思うのだ。

ちょっと待て!Movable Typeは簡単とはいえシステムであることを忘れてはいないだろうか?僕たちは顧客の財産を預かっていることを忘れてはならない。

リクスを減らすのもプロの追求することではないだろうか?できないなら中途半端にMovable Typeをさわるんじゃなくて、アウトソーシングするなり、できる人間を雇ったほうが、世のため、顧客のためというものである。

いい加減なプロが増えたから、IT技術者の地位が向上しないのだと思う。

アウトソーシングすればお金が出ていく、自分でやればお金が出ていかないというマイナス指向だから、仕事もいい加減になる。

2006年5月20日に僕は、「今日の格言:スタイルシートを組むのはデザイナーの仕事じゃない。: 世界中の1%の人々へ」において、分業の勧めを書いている。

余った時間は営業業務なり、企画業務なり、マネージメント業務なり、デザイン業務に活用すればいいのだ。

話しをもとに戻す、Movble Typeに固執するのは、インタラクティブなWebがあたりまえとなった現在、Webデザイナーでもそこそこ使える、数少ないCMSだからである。

そして、Movable Type 4になると、テンプレートのカスタマイズだけでプラグインを使わずとも、そこそこ高機能だ。 

だが、高機能に比例して、使いこなすには、それなりの努力は必要なので、XAMPP for WindowsでMovable Typeを動かして、スキルアップしましょうという話。

さて、長くなったが、本題。

下記に書いてある通りに行えばXAMPPのダウンロードから、Movable Type 4のインストールまでが1時間ほどで完了する。

実行した方は、MT4を使う上でのスタートラインが大きく前進し、開発が著しく楽になることは約束できる。


◆XAMPPの入手および、ダウンロード

SourceForge.net: XAMPP

Apache Friends - XAMPP for Windowsのページからダウンロードできる、最新版のXAMPP 1.6.4は、同ページからインストールできる、Perl 5.8.8-2.2.4がそのままでは動かないから、SourceForge.net: XAMPPよりXAMPP 1.6.3aを入手する

SourceForge.net: XAMPP

SourceForge.net: XAMPPのサイトが開いたら、 タブメニューより「Download」を選択し、「Browes All Filles」をクリック。

SourceForge.net: XAMPP

SF.net > Projects > XAMPP > Filesのページが開いたら、XAMPP Windowsが見つかるかでスクロールする。

SourceForge.net: XAMPP

XAMPP Windowsが見つかったら、1.3.6aをクリック。

SourceForge.net: XAMPP

xampp-win32-1.6.3a-installer.exeを探してダウンロードして、完了。


◆XAMPPのインストール

1. インストーラの起動

XAMPP for Windowsのインストール

ダウンロードしたInstaller.exeをダブルクリックで実行する。

2. 言語を選択

XAMPP for Windowsのインストール

最初にインストーラが使用する言語の選択画面が表示されので、「japanese」を選択する。

3. セットアップウィザードにそって設定

XAMPP for Windowsのインストール

何をインストールするかを表示する初期画面。これは普通に「次へ」でOK

4. インストールディレクトリを指定

XAMPP for Windowsのインストール

次の画面でインストール先ディレクトリを指定する。
初期のパスで問題なし
c:\xampp\

5. サービス化の選択

XAMPP for Windowsのインストール

通常は、「Apacceをサービスとしてインストール」、「MySQLをサービスとしてインストール」にチェックを追加して「インストール」をクリック。

6. インストールの実行

XAMPP for Windowsのインストール

画面にはコンポーネントを解凍してコピーして行く様子が表示される。

インストールが始まるので、終了するまで待つ。

7. インストールの完了

XAMPP for Windowsのインストール

この画面がでたら完了をクリック。

XAMPP for Windowsのインストール

インストール作業終了時に、ダイアログでxampp- control.exeを起動するかどうかを聞いてくるので、「はい」と答える。

8. コントロールパネルの確認

XAMPP for Windowsのインストール

コントロールパネルが立ち上がる

Apachと、MySQLが起動となっいれば問題ないので「終了をクリック」。これにて、XAMMP for Windowsのインストールは完了。


◆Perl 5.8.8-2.2.4のダウンロード

XAMPP for WindowsでMT4を動かすにはPerlアドオンが必要になる。

XAMPP 1.6.3aを入手先と同じSourceForge.net: XAMPPから入手できる

SF.net > Projects > XAMPP > Filesのページが開いたら、Windows add-onsが見つかるかでスクロールする。

XAMPP for Windowsのインストール

「Perl」をクリック 

XAMPP for Windowsのインストール

開いたPerlのアーカイブから、下から2番目(2007年11月1日現在)にある、「xampp-win32-perl-addon-5.8.8-2.2.4-installer.exe」をクリックしてダウンロード。
※5.8.8-2.2.4にはexe版や、zip版もあるが、インストーラーがなくても組み込める人以外はダウンロードしないこと 


◆Perl 5.8.8-2.2.4のインストール

1. インストーラの起動

XAMPP for Windowsのインストール

ダウンロードしたファイルをダブルクリック 

XAMPP for Windowsのインストール

この表示は気にしないで「実行」をクリック

2. 言語の選択

XAMPP for Windowsのインストール

「Japanese」を選択して「OK」をクリック

3. セットアップウィザードにそって設定

XAMPP for Windowsのインストール

「次へ」をクリック

4. インストールディレクトリを指定

XAMPP for Windowsのインストール

 インストール先フォルダーは初期状態「c:\xampp」のままでOK

5. インストールのスタート

XAMPP for Windowsのインストール

インストールが始まるのでしばらく待つ 

XAMPP for Windowsのインストール

DOSプロンプトの画面が表示されるが、作業が終了すれば自動的に閉じるので気にせず待つ

6. インストールの完了

XAMPP for Windowsのインストール

Perl Addon 5.88 (2.24)セットアップウィザードは完了しましたと、表示されたら「完了」をクリックしてインストール完了。

 

◆セキュリティの設定

引き続き、セキュリティの設定を行う。

1. 管理画面の起動

XAMPPの設定

XAMPPの設定はブラウザ上から行う。

http://localhost/xampp/を開くと上記の画面になるので、「English」を選択する
※日本語でセキュリティの設定ができないため

2. パスワードの設定

XAMPPの設定

 「Security」をクリック

XAMPPの設定

開いた画面をスクロールする

XAMPPの設定

http://localhost/security/xamppsecurity.phpをクリック 

XAMPPの設定

パスワードを設定する

XAMPPの設定

聞かれた場合は「root」でOK

3. セキュリティ設定の完了 

XAMPPの設定

この画面が開いたら、設定完了なので閉じていい 

XAMPPの設定

日本語に戻し

XAMPP Windows版へようこそ Version 1.6.3a !

と表示されれば、設定完了。

引き続きphpMyAdminを使って見よう


phpMyAdminによるDBの設定

1. 管理画面の起動

XAMPPの設定

ブラウザで、http://localhost/xampp/を開き、 「phpMyAdmin」をクリック

XAMPPの設定

言語の設定(MTを使う場合なら、通常は「日本語 - Japanese (utf-8)」)をし

  • ユーザー名:root
  • パスワード:先ほど作ったパスワード

を入力して「実行する」をクリック。

2. DBの作成 

XAMPPの設定

DB名をつけて「作成」をクリックすれば完了。
※DB名は英数字のみとし、ハイフン等の記号や、スペースは使わないこと

XAMPPの設定

画面が上記に変更されるが、テーブル名は必要のない場合や、わからない人は空欄のままでいい。

簡単にデータベースの設定は完了する

これで、MT4の動作環境は整ったので、次回はいよいよMT4をインストールする。

参考になれば幸い。


※注意事項

上記文章、次回文章はいずれも、「業務としてWeb構築を請ける人」が、テスト用にローカル環境を構築すること前提に書いたものであり、無償版で利用できるMT4個人用ライセンスのユーザーの方を対象とはしていない。
また、リモート環境に利用する場合は(特にアカウント環境に)充分注意すること。また、作業結果は自己責任であり、万が一なにかがあったとしても責任がとれるものではない。以上をご理解いただいた上で、参考にされれば幸いである

投稿者: Dakiny 日時: 2007年11月 1日 14:49 | このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーのはてなブックマーク被リンク数 |  このエントリをdel.icio.usに追加 | このエントリをlivedoorクリップに追加 このエントリーのlivedoorクリップ被リンク数 |  | コメント(0)  | トラックバック (3)

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