【Movable Type 4.23】バックアップと復元を使ってサーバー移転
2009年1月28日 06:06
バックアップと復元は、簡単かつ安全なデータ引越方法だ。
ローカル上で構築したMT4.23のデータを、バックアップと復元を使って、リモートサーバー上のMT4.23にデータを移転したので、ついでにレポート。
バックアップと復元は、phpMyAdomin等を利用しての、SQL文のインポート、エクスポートに比べ、特別なスキルも不用で簡単であり、失敗も少ない。
実行する前に、まずは長所と短所を知っておこう。
◇長所
- 専門知識は不用で、作業が簡単
- MTが動作するDBならば、種類、バージョンに依存しない
- DBの文字コードに依存しない
- phpMyAdmin等の、SQL文一括ダウンロード機能が利用できない場合にもデータ移転可
phpMyAdminを利用すれば、DBの内容は完全に移転できる。とはいえ、移転元と移転先のDB環境が異なれば、SQL文を修正せねばならず、専門知識が必要とされる。
◇短所
- ブログIDが変わる
- データが多い場合や、サーバーによっては、バックアップや復元中に止まり、移転できないこともある
- 全てのデータが移植できるわけではない
- MTのバージョンが異なる場合には利用できない
ブログIDについて、少し言及しておくと、MTの場合、ブログを作った順番にIDがふられる。復元は新しいブログで作られる。元のIDが1であっても、移転先にはすでにID1はあるので、ID2に変わる。
■事前準備
- 移転先のサーバーに、MT4.23をインストールしておく。
- 移転先のサーバーの、公開設定を参考に公開パスをメモしておく。
- ブログ名の確認。ブログ名は引き継がれるので、異なる場合は移転先で利用するブログ名に変更しておくこと。移転先に同じブログ名があれば、混乱を招く。よくあるのが「First Weblog」のままの場合。
- ユーザー情報の確認。ユーザー情報は引き継がれるので、異なる場合は、移転先で利用するユーザー情報に変更しておくこと。

■バックアップ

「システムメニュー 」から「バックアップ」を開く。
◇データが少ない場合

バックアップは
- zip
- 「圧縮しない」「分割しない」
- 「圧縮しない」「分割する」
の3通り選べるが、まず特別な理由がない限り、zipを選ぶ必要はない。
データが少ない(約200エントリー以下)場合は、「圧縮しない」「分割しない」を選んで、「バックアップを作成」をクリックすれば、バックアップが始まる。

バックアップが完了すると、ダウンロード画面が表示されるので、保存してあげる。
上記の場合のダウンロードファイルは、下記のファイル名であった。
- Movable_Type-2009-01-27-16-25-37-Backup.xml
※赤字部分は変更がある
◇データが多い場合

200エントリーを超えるようならば、「圧縮しない」「分割する」を選んだほうが無難。分割は「300KB」「500KB」「1MB」「2MB」と選べるが、通常「2MB」は選択しないほうがいい。

バックアップが完了すると、「ファイル名」の下に、ファイルが並ぶ。ファイル名を左クリックすれば、ダウンロード画面が表示される。
※右クリックで「名前をつけれリンク先を保存」を選んでも、ファイルは保存されない
上記の場合はファイルが700KB程度なので、以下の2つのファイルに分割された。
- Movable_Type-2009-01-27-20-54-32-Backup-1.xml
- Movable_Type-2009-01-27-20-54-32-Backup.manifest
※赤字部分は変更がある
■復元

「システムメニュー 」から「復元」を開く。

「分割しない」でバックアップを行った場合は、xmlファイルを、「参照」から選んで、復元をクリック。
「分割する」でバックアップを行った場合は、manifestファイルを「参照」から選んで、復元をクリック。後はファイル名を指定してくるから、順番にアップロードすればいい。


復元が完了すると、公開設定を聞いてくるので、予めメモしておいたサイトパスと、サイトURLを入力する。

「全てのデータの復元に成功しました」と表示されれば、復元は完了。
◇再構築前の確認作業
これで復元は完了なんだけど、再構築を行う前に以下を確認すると、あわてずにすむことが多い。
- ブログ名の確認(特に重複していないか)
- ユーザー名の確認(ローカルで構築している場合、自分の名前にしていることが多い)
- 公開設定のサイトURLとサイトパスは正しいかの確認(重要!)
- ブログ一覧に移転元のエントリーが表示されているかの確認
以上に問題がなければ、再構築を行う。
なお、作業はあくまでも個人の責任において行ってほしい。
補足:うまくいかない場合は、データが大きすぎるか、サーバースペックが低いか、DBのバージョンが古い場合が多い。
■こんな場合にお勧め
ブログIDが変わってもさほど支障がなく、移転前と移転後のMTのバージョンが同じで、DBの環境が異なる場合や、DBの文字コードが異なる場合には、もっともお勧めの方法であるといえる。
参考なれば幸い。
投稿者: Dakiny 日時: 2009年1月28日 06:06 |
|
|
|
|
パーマリンク | コメント(0) | トラックバック (1)
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.dakiny.com/mtos/mt-tb.cgi/1774
※文章内容と関係のないトラックバックは固くお断り。
この一覧は、次のエントリーを参照しています: 【Movable Type 4.23】バックアップと復元を使ってサーバー移転:
» MTOSで作成した記事データベースのバックアップ方法 from MTOSで行こう!Movable Type Open Source
MTOSで作成した記事データベースのバックアップ方法はいろいろあるが、システム画面からのバックアップをする場合には、事前に準備をしておく必要がある。システ... [詳しくはこちら]
トラックバック時刻: 2009年12月15日 08:50





