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今日のコラム:【第16回】WebSig会議「Web屋さんのためのMovable Type4」in 大阪をやってきた

2007年10月 1日 23:45

セミナー中の蒲生

企画してよかったと思えるイベントだった

9月29日土曜日、【第16回】WebSig会議「Web屋さんのためのMovable Type4」in 大阪をデジタルハリウッド大阪校を会場にやってきた。

今回は企画だけでなくスピーカーも兼任で、準備期間が、とても苦しかったが、終了後に個人的にも、すごく充実感がえられ楽しかった。

無償奉仕で協力してくれた、ゲストの野田さん、WebSig24/7モデレータの中野さん、坂西さん、大阪スタッフの中村さん、坂さん、そして2,000円の会費を払って会場に来てくれた約80名の方々、素敵な会場を貸してくれた、デジタルハリウッド関係者の方々に、この場を借りて感謝したい。ありがとう、成功したのは皆さんのおかげです。

さて、当日のレポートは第3者的に公式サイトに書いたので、 個人的な感想を含めて、僕が何を話したかを書くことにする。


セミナー会場風景

僕のセミナー:実践!MT4を使って作る簡単な企業サイト

アルファサードの野田さんが、実例を中心にスーパーカスタマイズを紹介してくれるのは説明してくるのはわかっていたので、前座として早々にダミーサイトを使って簡単な企業サイトを疑似構築することに決めたのものの、わかりやすく理解してもらうため、どこまでを、どうやって、何をポイントとして説明するのかを悩んだ。

まずは、 MT3からMT4へ移行する上で、戸惑うポイントを整理した。

  1. 管理画面のインターフェイスが大きく違う
  2. テンプレートがブロック別に分割されている
  3. エントリーには、ブログページとウェブページがある

当日のセミナーでは、上記3点を中心に、なるべく簡単に、初歩の初歩だけを説明させてもらった。
#僕がニットキャップをかぶっている理由は、当日参加した方だけぞ知る謎w

ネコミミクリニック ロゴ&キャラクター

エントリー系の凝ったモノを作らないなら、中小企業の企業サイトはコツさえ掴めば、MT3よりMT4で作ったほうが作りやすい。 コツを理解してもらうため、今回、ネコミミクリニックという架空の精神科の診療所を作るという設定で説明を進めていった。

以下、当日の説明を順番にまとめてみた。

事前準備

  1. XAMPPをインストールしてローカルサーバー環境を作る
  2. MT4のインストール

XAMPPはローカル環境にサーバーを構築するソフトで、知ってるMT屋さんは例外なく使っているんじゃないかな。たとえば現在構築中のサイトをMT3からMT4に移転する場合、いきなり本番環境でおこなうと、一歩間違えるとえらいことになっちゃうけど、予めXAMPP上で作っておけば、リスクを著しく軽減してくれる。

XAMPP for Windows
http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html
XAMPP for Mac OS X
http://www.apachefriends.org/jp/xampp-macosx.html

Web構築

  1. コンセプトワーク
  2. フローチャート作成
  3. デザインワーク
  4. マークアップ
  5. テンプレートの分割、MTタグの埋込

Movable TypeでWebを構築する場合、最初に構成をきちんとやっておかないと、表示上はしっかり見えていても更新管理のしやすいもものにならない。フローチャートを作る時点で、MT4より加わったブログページと、ウェブページの使い分けをきっちりさせておく必要があると思う。

MTタグの埋込は、新しいタグがいろいろ加わったけど、それは後から覚えられることなので、初めての人は、MT3で知ってタグだけで構成したほうがMT4のテンプレート独自の構造をしっかり覚えられる。

MT4のカスタマイズ

  1. オリジナルテンプレートをdefault_templateに上書き
  2. モジュールの設定
  3. カテゴリーの設定
  4. フォルダーの設定
  5. ブログ記事の投稿
  6. ウェブページの投稿

まぁ、これは資料を見てもらったほうがわかりやすいと思う。
※ごめん。会議参加者先行公開のため、一般公開は週末を予定。

ネコミミクリニックWebサイト

当日使用したダミーサイト
http://websig.gamo.jp/

この資料を作るのって、すごく力入れたんだけど、それには「一人でも多くのWeb制作者にMT4を使ってもらいたい」という想いがある。今回はWebデザイナーの人々がMT4で簡単な企業サイトを作れるように解説したつもりなので、一人でも多くのWebデザイナーの人々が、従来のDreamweaverでHTMLを構築するだけのサイトから脱却してほしいと思うのだ。

参加者の一人でも多くに、「MT4にしてよかったです」「こんなサイト作れるようになりました」 というメッセージをいただければ、僕が時間をかけて資料を作った甲斐があるというもの:-)


野田さん、講演風景

野田さんのセミナー: 「Movable Type as a Contents Management System.」

まず、野田さんにゲストをお願いした理由から書く。地元大阪に、MTに関して日本有数のスーパーテクニックを持った人間がいることを知っていて、なにが悲しくて首都圏から新たにゲストを呼ばなきゃならないのか?それだけ。

当日の参加者や、前回の参加者はうなずけると思うが、文句なしに、野田純生さんが経営するアルファサードは、日本を代表するMovable Typeの技術を持ったWeb制作会社のひとつだと思う。

前置きが長くなったけど、セミナーの感想を手短に…。野田さんがカスタマイズ画面を紹介するつど、会場にどよめきが走る。そんなMT4のスーパーカスタマイズを疲労したセミナーだった。 また、自らスーツと呼ぶだけに、経営に役立つ発言が随所にあり、Movable Type関係なしに、Web制作会社の経営者の方は獲られる事が多かったのではと思う。

僕は自分がプログラマじゃないから、他のCMSを使っている人に「MTて簡単だけど、出来ること限られてないですか」なんて冷ややかな言い方をされ、今まで言い返せずに、すごく悔しいおもいをしているから…。前回のセミナーに続き、今回のセミナーの野田さんの発言で溜飲が下がった。

彼らには今後、「MTをどこまで知って、その言葉を言う?野田純生て知ってる?アルファサードて知ってる?彼らのやってることを知った上で、もう一度の『MTて簡単だけど、出来ること限られてないですか』という台詞を言ってみろ!」と言ってやるつもり。

気温が3度あがるとよくからかうんだけど、野田さんて本当に暑い熱い人で、ゆるがぬ信念を持って企業経営をされているから、正しい意味で、Web制作者の世間評価を上げてくれる人だと信じている。

もっともっと、正しい意味で有名になってほしい人の一人。野田さん、有名になると、いろいろあるけど頑張って!

野田さんの当日の感想は下記
【第16回】WebSig会議「Web屋さんのためのMovable Type4」in 大阪 参加しました。 (Junnama Online (Mirror))
http://junnama.alfasado.net/online/2007/10/16websigwebmovable_type4in.html


質疑応答風景

質疑応答(座談会か?)

質問内容は、Web制作者が多かっただけに、技術的内容が大半だったのだが、まぁ、何度も書簡のやりとりとし、面識もある野田さんが相手だけに、ボケ(僕)とツッコミ(野田さん)のような感じの質疑応答だった。

質疑応答で少し感じたこと。カテゴリーについての質問だったのだが、口頭で言われたので、イメージが浮かばなかったのだけど、ほんとうにそれをやるべきかどうかを整理するのも、Web制作者として必要なことじゃないかな。たとえお金がもらえるからと言って、「はいはい」と言って請けるのもが正しいWeb制作会社の良心かどうかを疑問に思う。まして無償で作るのはWeb業界全体の時間単価を下げる結果につながるから問題外。

顧客がやりたいことを、運用でおこなうならば製作費も安くあがることを説明した上で、仕様通りに作るのならば、工数を伝えプラス料金を明示するのが良心的なWeb制作者の考え方だと思う。


感想 

Web制作会社で、「Movable Typeで構築できます」ということは、 今後ますますWeb制作会社の経営力をつける上で役立っていくと思う。

その上で考えなければならないことは、Movable  Type  4のライセンス費を含めて、構築に必要なライセンス費を払えない、あるいは出し惜しむ企業の仕事を請けるんじゃない!てこと。

正しくライセンス費を払えば、いくらMTで構築すれば、安くあがるといっても、「10万円で作れます」てありえない。

そして正しい時間単価を請求しろ!てこと。

つまり、価格競争に手を出すな!てことだ。競争するなら構成力や技術力で競い合うのが正しいWeb制作者の考え方と違うだろうか?

「後でやる」「忙しくて」なんて言葉を口癖にしている人には構成力や技術力で勝負するなんて永久に無理だから、「よい仕事」をおこなうには、すべて言い訳を捨てることから始まるのだと思う。

仕事なるもの、良心を持たねばならない、そして正しい時間単価が支払わなければならない、と僕は思う


余談:どこで仕事するか?

イベント会場で名刺を渡す時、「大垣の人なんですね!」と言う人が多い。。確かに僕はWebSig24/7のモデレータをやっていて、主に首都圏でイベントをおこなっているけど、今の時代、どこに住んでるかって、あんまし関係なくね?

マークアップとMTの構築が主な収入源なので、あまり制作する場所がどこなのかって関係ないんだ。インターネットと電話、FAXがあれば、仕事のやりとりは出来る

ただし打ち合わせが必要な場合は公共機関に近いほうがいい。僕の場合、事務所から大垣駅まで自転車で7~8分。駅を出て2時間半後には東京駅。大阪なんて、在来線乗り継いでも2時間だ。名古屋駅なら1時間もかからない。

だから、地方に住んでるから、地方の仕事をやらなきゃいけないなんて考える必要ないんだよ。技術があるのに正当評価されないと思っていたら、首都圏の勉強会に参加して、アピールすればいいと思う。

WebSig24/7は、そんなチャンスを儲ける場でもあるから、遠いとか交通費がかかるとか言わないで参加してほしい。

参加される方の注意点は、公開ブログを持っていること、なければmixi日記でもい。ブログには書き手の人間性が出る。どんな人かわからなきゃ、仕事で組むこともできないからね。

基本的には個対個の集まりだから、 個人ブログがないと、名刺交換して、それっきりで終わっちゃうから、ちょっと辛いと思うのだ。


最後に:お礼

最後に、もういちど、お礼を言わせていただきたい。今回のイベントに参加してくれた、すべての方。2次会で心地よい酒が飲めたのも、みんな、あなたがたのおかげです、ありがとう。

次回10月13日にMT分科会のイベントがあるけど、そちらも頑張るぞ!

まだ、会えてない人、【第17回】WebSig会議の会場で会いましょう。
※当日僕はスチール撮影をしている予定です。会場で見かけたら気軽に声かけてください:-)

投稿者: Dakiny 日時: 2007年10月 1日 23:45 | このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーのはてなブックマーク被リンク数 |  このエントリをdel.icio.usに追加 | このエントリをlivedoorクリップに追加 このエントリーのlivedoorクリップ被リンク数 |  | コメント(1)  | トラックバック (1)

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コメント

こんにちは、お世話になっておりますkiyoshiです。
長文に成りそうなので一言。
蒲生さんご紹介のアルファサードは、これぞ"web屋"と私も感じます。
自サイト(web屋さん)の完成度が仕事への関わり方が表現されますよね?ユーザーに信頼されるweb屋とは何かを再認識しました。MT4の情報ありがとう御座います。またMTOS楽しみですw

投稿者: kiyoshi | 2007年10月 3日 07:26

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