今日の備忘録:Movable Type 3.35へのバージョンアップ。差分ファイルの作り方解説付
2007年4月21日 13:47
4月17日にシックス・アパート社から、Movable Typeのバージョンアップのお知らせがあった
本日より、Movable Type 3.35日本語版 (以下3.35-ja) の提供を開始いたします。
3.35-jaの主な修正点は、3.34以降に発見されたセキュリティ上の不具合への対策と、インストールの簡略化です。
既存のユーザーの皆さまは、アップグレード後に手作業が必要になります。詳細は下記をご参照ください。
ということなので、Movable Type 3.35に当日、バージョンアップを行った。
でも、Movable Typeのバージョンアップの都度、フルインストールはめんどうだ
で、僕らは仕事柄、バージョンアップは頻繁に行うので、 差分ファイルを予め作って上書きインストールですます。
本日は、差分ファイルの作り方を含めながら、Movabel Type 3.34から、Movabel Type 3.35へのバージョンアップのやり方を解説したい。
1. 事前準備
- ECバイヤーズ等からMovable Type 3.35をダウンロードする
- 解凍
- 念のため既存ファイルのバックアップ(※予めテンプレートはセットでローカルに保存しておくべき)
2. DF(でふ)を入手して、差分ファイルを調べる
- ベクターからDFをダウンロードしてインストールする
- Movable Type3.34のフォルダーと、3.35のフォルダーを比較する
上記画像はDFで行った3.34と3.35の比較。左がMT3.34、右が3.35。色が変わっている部分が変更のあったファイル。
3. 差分ファイルを作る
最初に、extlib、search_templates、mt-config.cgi-originalは変更がなく、同じファイルなので、アップロードするパッケージから除外する。
続いて詳細を調べる。例として、僕はdefault_templatesをオリジナルに置き換えているので、書き換わるとマズイから、default_templatesで中身の差分を調べた。DFは、対象となるデレクトリ名をクリックすると、下の階層内容が表示される。
今回のバージョンアップの場合、default_templatesで、変更があったのは、comment_preview_template.tmplのみであることがわかった。後のファイルに変更はないので、comment_preview_template.tmpl以外は削除する。
ファイルの中身を調べるには、ファイル名をダブルクリックする。上の画像は、comment_preview_template.tmplをダブルクリックして、新たに開いたウィンドウ。ファイル内のソースの差分が視覚的に確認できることがわかる。
4. 差分パッケージのインストール
で、上記作業を繰り返して、出来た差分ファイル一覧は下記。といいたいところだが、僕はファイルの中身までいちいち確認してない(汗)。
気になる人はファイルをひとつひとつ開いて、差分内容を調べれば、日付だけが変更されたファイルも結構多いから、それらを除外すれば、さらに軽量化することが出来ると思う。
default_templates/comment_preview_template.tmpl
extras/examples/plugins/l10nsample/lib
extras/examples/plugins/l10nsample/l10nsample.cgi
extras/examples/plugins/l10nsample/l10nsample.pl
extras/examples/plugins/mirror/lib/Mirror.pm
lib/MT
lib/MT.pm
mt-static/js/tc/client.js
mt-static/js/tc/json.js
mt-static/mt.js
php/lib/function.MTDate.php
php/lib/mtdb_base.php
php/lib/mtdb_mysql.php
php/lib/mtdb_postgres.php
php/lib/mtdb_sqlite.php
php/lib/MTUtil.php
php/lib/MTViewer.php
php/mt.php
tmpl/wizard/complete.tmpl
tmpl/wizard/configure.tmpl
tmpl/wizard/mt-config.tmpl
tmpl/wizard/optional.tmpl
tmpl/wizard/packages.tmpl
tmpl/wizard/start.tmpl
tools/convert-db
tools/run-periodic-tasks
mt.cgi
mt-add-notify.cgi
mt-atom.cgi
mt-check.cgi
mt-comments.cgi
mt-db2sql.cgi
mt-feed.cgi
mt-upgrade.cgi
mt-view.cgi
mt-wizard.cgi
mt-xmlrpc.cgi
4. 差分パッケージのインストール
先ほど作った差分ファイルをFTPでアップロードするだけ。
このときに、FTPのキャッシュは無効にしておくと失敗は少ない。
5. データベースのアップロード
mt.cgiにアクセスすると、自動的に上記の画面が表示される。
Movable Typeの最新版のインストールが終了しました。告ぎにデータベースのアップロードを行います。ボタンをクリックして先に進んでください。
と、アップロードを聞いてくるが、僕の例では大変なことは起きないから、何事もないような涼しい顔で、[アップグレードの開始]をクリック。
アップグレードが完了しました。
と表示されれば終了。
mt.cgiに戻ると、上記画面になるので、再構築して終わり。
なお、「コメント・プレビュー」テンプレートをオリジナルのまま使用している人は、初期化を選んで再構築するれば、書き換える必要はない。
なお、今回からmt.cgiにアクセスしたときにmt-config.cgiが用意されていない場合、自動的にmt-wizard.cgiが立ち上がり、インストールが著しく楽になった。
参考になれば幸い。
参考リンク
Six Apart - Movable Type News: Movable Type 3.35 日本語版の提供を開始
http://www.sixapart.jp/movabletype/news/2007/04/17-1400.html
小粋空間: Movable Type 3.35 日本語版リリースと 3.34 日本語版との差分
http://www.koikikukan.com/archives/2007/04/17-183555.ph
注意!
上記のやり方により、3つのサイトを、Movable Type 3.35へと正常なアップグレードをおこなったが、差分ファイルのみによるアップグレードは、あくまでもご自身の責任でお願いする。
投稿者: Dakiny 日時: 2007年4月21日 13:47 |
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