8月15日(水) 信州日帰りツーリング 酷暑の600km
2007年8月16日 12:04
▲安房峠にて 背後は穂高連峰
夏期休暇最後の日、オープンクルーズを楽しむことを目的に、信州へ日帰りツーリングに出かけてきた。
午前3時すぎに事務所(車は事務所に置いてある)を出、長良川左岸堤防を北上して美濃市内から156号を走る。
午前4時35分、道の駅美並で最初の休憩。この道の駅の休憩室は24時間出入り自由で畳がひいていあるから、単車や自転車で旅する人は覚えておくといいだろう。
郡上八幡からせせらぎ街道(472号)に入る。坂本トンネル手前の料金所(普通車400円)に向かう途中で夜が明けた。
坂本トンネルを抜けてパスカル清見で休憩。時刻は5時35分、気温17度。薄手の長袖を着こんでちょうどいいぐらい。体を温めるために温かいカフェオレを飲む。
せせらぎ街道は高規格道路の上、交通量も少なく快適に距離をかせぐことができる。
時刻6時9分、国道158号合流手前のウッドフォーラム飛騨で休憩。気温も上がったことなので、ここでビキニトップをはずしオープンで走ることにする。
国道158号に入る、高山市街から松本方面に向かう場合、郊外を走る迂回路があるが早朝深夜は迂回路を使わず素直に158号を走ったほうが距離も短く時間的にも早い。
6時41分、丹生川地区のサークルKで肉まんと缶コーヒーを購入して朝食。
丹生川の支所をすぎると徐々に勾配が強くなるが、車体重量1,350kgの車体重量に最大トルク 21.okgm/2,000rpmという大トルクの4DR6型ターボチャージャー付きディーゼルエンジンを搭載したJ53は急な坂道も楽々登っていく。
平湯トンネル(1440m)を抜けて、大きく曲がった急な坂道を下ると、正面に見える山が笠ヶ岳(2898m)。紺碧の空に浮かぶ優美な姿がすばらしい。
交差点を左に折れれば新穂高温泉街、右に折れれば中部縦貫道安房トンネル、まっすぐ行けば平湯バスターミナルを経て安房峠。僕は急ぐ旅ではないので旧道を通り安房峠へと向かう。
安房峠(1790m)を上り詰めると正面に恐竜の背中のような穂高連峰が姿を現す。この光景を初めて見た人は息を呑むだろう。左より奥穂高岳、釣り尾根を挟んで前穂高岳から明神岳。
安房峠到着、7時32分。かつて営業していた峠の茶屋前にジープを停め景色を存分に楽しむ。ミニバンで来ていた家族と会話し、記念写真のシャッターを押してもらった。
峠の頂上から11号カーブから1号カーブと呼ばれるヘアピンカーブが連続するセンターラインのない狭路。トンネルが完成する以前はこの道を大型バスがすれ違った。
1号カーブを超えれば、国道158号安房トンネル出口すぐの場所に降りるから、松本方面に向かう場合は左折すること。
岐阜県側から想像もつかない、四半世紀進歩のない狭くて路面の荒れた道を走り、8時32分、道の駅風穴の里に到着。しばし休憩。
国道158号からアルプスサラダ街道を経て、空港横を通り19号に出る。まぁ、地図を見てもらえばわかるが、諏訪方面に行くにはこのルートがいちばん近い。
19号を快適に走り9時22分、道の駅小坂田公園に到着。休憩しながら、この先どこへ行くか考えた。信州へ行くとは決めたが、どこへ行くとは決めていない。日帰りであるので、いちばん近いビーナスライン(霧ヶ峰)へ行くことにした。
塩尻峠を下り、ハンドルを左に切って国道142号へ。
新和田トンネルへ向かう道と分かれ、和田峠(1531m)と向かう。和田峠を左におれれば美ヶ原、右へ行けば八島湿原を経て霧ヶ峰高原へ。
標高1500mを超える高原は下界とは別格の気持ちよさ。窓を閉めて走っている車も見かけたが、彼らは何のために雲上の世界に来たのかよくわからん。
霧ヶ峰高原の駐車場に車を停める。写真は霧が峰高原道路ドライブイン「霧の駅」。
さて、霧ヶ峰は深田久弥の名著「日本百名山」において、以下の文章ではじまる。
妙な言い方だが、山には、登る山と遊ぶ山とがある。前者は、息を切らし汗を流し、ようやくその項上に辿り着いて快哉を叫ぶという風であり、後者は、歌でもうたいながら気ままに歩く。
もちろん山だから登りはあるが、ただ一つの目標に固執しない。気持のいい場所があれば寝ころ んで雲を眺め、わざと脇道へ入って迷ったりもする。当然それは豊かな地の起伏と広濶な展望を持った高原状の山であらねばならない。霧ヶ峰はそ の代表的なものの一つである。
まさしく、この山は遊ぶ山であり、遊ぶ山をとりあげた 深田久弥のセンスは素晴らしさと想うのだ。僕も久弥に習い、霧ヶ峰を1時間ほど遊んでみることにした。
駐車場から道路をわたり丘に登る道がある。ご覧のように傾斜のゆるいハイキングコース。正面に見えるのが霧ヶ峰高原最高峰の車山(1925m)。右手奥は蓼科山(2530m)と北八ヶ岳。
頂上が蛙原(ゲロッパラ)、標高1684m。ご覧のように広々としており、グライダーを飛ばす人々がいた。360度の展望が広がるが、すでに11時を回り北アルプスは雲の中に隠れていた。やはり、夏山の展望を楽しむのは早朝でなければならない。
写真の霧鐘塔は、昭和34年に作られた
霧ヶ峰のシンボル。大勢の人たちが交代交代で記念写真を撮っていた。
8月中旬ともなれば、高原はすでに初秋であり、写真のシモツケソウ(アカバナシモツケ)やコスモスが咲いていた。
高原を堪能した後、涼しいビーナスラインから、あまりに急な坂を下り上諏訪に降りると、もはやオープンでは辛すぎる熱暑。おまけにこの日は花火で道は混んでいたし、顔がヒリヒリしてきた。
岡谷から県道14号におれて、伊那路へと向かう。辰野のスタンドで給油中にビキニトップを装着。 多少は涼しくなったが、体にあたる風は熱風でしかない。
伊那市の「すき家」で昼食。最近、なにげにメニュー豊富な「すき家」に凝っていたりする。ただし写真の「牛あいがけカレー」は微妙な味、不味くはないんだけどね。
その後、酷暑の伊那路(153号)を阿智へと向かい、途中でコンビニで2回ほど熱射病を防ぐために水分補給。
阿智で153号と別れ国道256号を通り木曽山中を抜けて、19号に出、午後3時23分、道の駅賤母着。休憩がてら土産を買う。
後はひたすら酷暑の中を19号をダラダラと走り、中津川、恵那、瑞浪を抜け、土岐市内から21号に入る。
土岐IC近くに道の駅志野・織部という新しい道の駅ができていて、立ち寄る。ショップが充実していて楽しい。まずは、「四季彩」。手ぬぐいの専門店で、お洒落な手ぬぐいや、可愛い手ぬぐいがいっぱいあって何を買おうか迷う。次ぎに「里の菓茶房」、これは和菓子屋で、栗きんとんで有名な中津川の老舗和菓子店、川上屋の和菓子が購入できるのがうれしかった。栗ようかんを買い求めた。そして「美濃焼ショップ 志野・織部」、デザイン、価格もさまざま。道の駅は数あれど、土産物といえばどこへいっても似たり寄ったりの中で、この道の駅はいい。強くお勧め。
午後6時すぎ、今日はお盆なので岐阜市の実家に立ち寄る。先ほど購入した栗羊羹(父が好きだった)を仏前に供えて、この旅おしまい。
本日の反省。ビーナスラインに行くなら現地到着は午前6時以前にすべき。夏場は帰りは日が落ちてからにすべき。
アドバイス。意外な盲点であったが、岐阜・愛知から長野へ向かう場合、岡谷以東へ行くなら高速道路を利用しなくても、中央自動車道沿いに走ったほうが時間も短縮できる。
来年はもう少し早い次期にテントを持って行きたいなと思った。
投稿者: Dakiny 日時: 2007年8月16日 12:04 |
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