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写真で見る「だれもが使えるウェブコンクール表彰式&シンポジウム」

2010年3月27日 12:12

特別鼎談「Adobeの取り組むアクセシビリティ FlashやPDFを利用したアクセシブルなコンテンツ作成」

アクセシビリティは技術よりも愛ありき。

3月26日金曜日、アクセシビリティに関心があることもあり、お友達が何人か関わっていることもあって、「だれもが使えるウェブコンクール表彰式&シンポジウム」に行ってきました。WCAGのアクセシビリティガイドラインや、JIS規格 X8341-3(通称WebJIS)は知っていたけど、技術や知識よりも、生身の人間に対しての配慮とか対応の仕方とかがわかったのがよかったです。

毎日新聞社

会場は毎日ホール(毎日新聞東京本社)

会場は竹橋にあるパレスサイドビル(毎日新聞社)B1毎日ホール。行きの田園都市線に乗ったら偶然、本日のパネラーの1人伊藤紀之君と顔を会わす。住んでいるところが同じ、藤が丘だとはいえ、車両まで同じで席も隣というのは珍しい。ちなみに毎日ホール、僕はiPhone 3GSなので問題なかったけど、イー・モバイルのつながりがすごく悪い。
写真は毎日新聞(東京本社)エントランス。

開会挨拶 毎日新聞社 執行役員 増田耕一さん

開会挨拶

まずは、毎日新聞社 執行役員 増田耕一さんより開会挨拶。

基調講演「生活を支えるウェブサイト」株式会社ミラコム代表取締役 岩城陸奥さん

基調講演「生活を支えるウェブサイト」 

株式会社ミラコム代表取締役 岩城陸奥さんによる基調講演。「技術より人を研究してほしい」という言葉が心に残った。

トークセッション「市民にとって使いやすいウェブとは」

トークセッション「市民にとって使いやすいウェブとは」

パネラー:松田基章さん(NPO法人ハーモニー・アイ 理事)、園順一さん(NPO法人ハーモニー・アイ理事)、菅野幸恵さん(NPO法人ハーモニー・アイ 会員)
モデレーター:瀧澤正和さん(日本IBM株式会社
今日一番聞きたかったセッションで、Webを作る側の人間として、全盲や高齢者の人たちの生の声を聞きたかった。
菅野さんの発言が印象に残った。「文字の背景に写真がある場合、健常者は美しいと感じるかもしれないが、視覚障害者にとっては読みづらいだけ」、「ガイドラインのわかりにくいサイトは嫌」、「電話番号は必ずほしい」等。
松田さんの「PDF は弱視の人に有効。自由に拡大」も参考になる意見だった。
質問コーナーで、パネラー全員の方に、適切である文字サイズの質問をしてみた。要約するとこんなところ。「文字の大きさは変えられるから関係ない。それよりも文字の配列であるとか、コントラストのほうが重要」とのこと。コントラストは意識していたけど、文字配列までは気が回らなかったな。勉強になりました。

だれもが使えるウェブコンクール表彰式

だれもが使えるウェブコンクール表彰式

馬塲寿実さん(だれもが使えるウェブコンクール実行委員長/NPO法人ハーモニー・アイ 理事長)による主催者挨拶の後、野田純生さん(だれもが使えるウェブコンクール審査委員長/アルファサード有限会社 代表取締役)より総評があった。

  1. aDesignerでチェックしたら、コントラストが全体的に駄目。
  2. Flashのアクセシビリティは全滅。
  3. 200%に拡大したら文字がボタン等に重なるサイトがCSSレイアウトに多かった。

金賞

銀賞

銅賞

その他、入賞(「桃 ゆめ花」公式サイト大阪大学青森県庁ホームページECOZZERIA(エコッツェリア)大阪府ホームページ)や、特別賞(生活協同組合パルシステム東京Website Usability Info)の計10サイトの表彰がありました。
受賞されたみなさん、おめでとうございます。

森田雄さん

休憩中に森田雄さんからNikon D90を渡され、「(森田さん達の)鼎談の写真撮って!」と頼まれて臨時カメラマンをおこなう。

特別鼎談「Adobeの取り組むアクセシビリティ FlashやPDFを利用したアクセシブルなコンテンツ作成」

特別鼎談「Adobeの取り組むアクセシビリティ FlashやPDFを利用したアクセシブルなコンテンツ作成」

出演は、西村真里子さん(アドビ システムズ)、伊藤紀之さん(だれもが使えるウェブコンクール実行委員会 審査委員/有限会社トゴル・カンパニー 代表取締役)、森田雄さん(だれもが使えるウェブコンクール実行委員会 統括ディレクター/読書家)のお三方。
西村さんからアドビのアクセシビリティの取り組みの話の後、森田さんがWordドキュメントを読んでPDFにするというデモをおこない。NORIちゃんがFlashのアクセシビリティについて話をした。当日会場に来れなかった人は下記を読むといいと思います。

特別講演「中央省庁におけるホームページのバリアフリーに関する調査について」

特別講演「中央省庁におけるホームページのバリアフリーに関する調査について」

総務省 行政評価局 官房審議官 江澤岸生さんによる話。総務省の中の人で構成される調査チームによる、省庁ホームページのバリアフリー調査結果についての発表です。まぁ、(わけのわららない)大学教授達や大企業の主導で迷走してい官が、フィールドワークをおこなう人々の影響でようやくあるべき姿に近づきつつあるのだなと。

閉会挨拶

馬場さんによる閉会挨拶で「アクセシビリティはマンパワーが必要」という言葉が耳に残った。

この日の詳細はTwitterのタイムラインを読むといいと思います。
http://twitter.com/#search?q=%23daremoga

交流会

まとめ

こうしたシンポジウムでもない限り、僕らは身障者の人たちと交わることがない。文面で知った知識や想像の世界でしかなかったアクセシビリティの世界がかなり身近になったような気がする。そんな意味ですごく貴重な経験だった。
そして、社会的弱者のためのシンポジウムは、本来は国家や大学がおこなうべきものじゃないのかなと思ったけど、民間主体で開催されたことがとてもいいことで、逆に今の日本の官学にアクセシビリティを語る資格のある人がいないことを雄弁に物語るような気がする。まぁ、アクセシビリティだけでなく、インターネットの世界は彼らに任しておくと迷走しかしないってことだね。
最後に「だれもが使えるウェブコン クール表彰式&シンポジウム」の統括ディレクター森田さんをはじめとする実行委員会の人たちには頭が下がります。次回につなげるべく頑張ってください。お疲れさまでした。

その他の写真はFlickrにアップしてあります。
http://www.flickr.com/photos/dakiny/sets/72157623709024436/

投稿者: Dakiny 日時: 2010年3月27日 12:12 |  このエントリーをはてなブックマークに追加 「写真で見る「だれもが使えるウェブコンクール表彰式&シンポジウム」」のはてなブックマーク被リンク数 |  このエントリをdel.icio.usに追加 このエントリのdeliciousの被リンク数  |  このエントリをlivedoorクリップに追加 このエントリのlivedoorクリップ被リンク数 |  「写真で見る「だれもが使えるウェブコンクール表彰式&シンポジウム」」をTwitterでつぶやく |   | コメント(0)  | トラックバック (2)

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