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CSS Nite in Ginza, Vol.41 CMS特集に参加して考えたこと

2009年11月20日 05:02

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CSS Nite in Ginza, Vol.41

CMSが進化すれば、Webデザイナーの関わる仕事が減る?

11月28日木曜日CSS Nite in Ginza, Vol.41に行ってきた。CSS Niteは何回か参加しており、鷹野さんや益子さんには親切にしていただいているのだが、銀座版ははじめて。今回はCMSがテーマで、仕事に密接していることもあり早々に参加を申しこんだ。当日は以下の3組のCMSのプレゼンが行われた。

各CMSとも、プログラム知識がほぼ不要で、テーマ(テンプレート)が充実しているところが共通点だ。でも、まてよ、テーマが充実して、構築しやすいということは、Web制作者の仕事が減るということではないだろうか。CMSが出回ることにより、それまでSQL+PHPでシステムを作っていたプログラマの仕事が減った。テーマの充実し、操作が簡単になれば、今まで以上に、予算のない中小企業のWeb担当者や、個人商店の経営者は自らがWebを作るようになっていくわけだ。本日は個々のプレゼンを振り返り、最後にWeb業界はどうなっていくのだろう?ということを考察してみた。

bingo!CMSのプレゼン

bingo!CMS

トップバッターは、株式会社アイ・ティー・ディーの代表取締役 小林和彦さんによるbingo! CMSのプレゼンテーション。bingo! CMSを要約すると、ウェブ制作会社向けに開発した、直感的操作(ドラッグ&ドロップ)で ページが簡単に制作できる中小サイト向け純国産CMSということになるだろうか。小林さんのわかりやすいプレゼンの後には、実際に利用されているパートナーの株式会社コルコバードの方が利用者の立場からbingo! CMSについて語り、顧客に対してMovable Typeよりプレゼンがしやすく短納期で作れるというメリットを語っていた。
最新版が出たら、旧版はオープンソース(GPL Ver.3)で配布するとのこと。

RCMSのプレゼン

RCMS

株式会社ディバータの代表取締役社長 加藤健太さんと、パートナー企業である、株式会社Dream Creation 代表取締役 まさきさとこさんによる、RCMSのプレゼンテーション。他の2つのCMSが、どちらかといえば、中小サイトを作るのを得意としているのに対して、RCMSにWeb制作会社が関わると知れば、どちらかといえば、大規模サイト構築向けということになる。細かい管理権限が設定できるとか、携帯版に強いのも魅力である。
金額的には、中~大規模サイトを作るのであれば、初期4万円、月額1万円は決して高いとは思えないのだが、企業案内にブログがついていればよい程度の小規模サイトには高く感じる価格になるだろうか。機能が多すぎるので最初の一つ目を作る時には、どんな機能があるかを知るだけでも時間がかかるかと思う。
価格帯の見直しもあることだし、管理画面も前回に比べ使いやすくなっており、テーマ(テンプレート)やドキュメントが作られれば、使う人も増えてくると思う。

CSS Nite in Ginza, Vol.41

concrete5

トリは、Usagi Projectで、concrete5 日本語版 プロジェクトリーダーをつとめる、株式会社deerstudio 代表取締役社長 上野勝之さんによる、concrete5のプレゼンテーション。試用にまて至ってはいないのだが、個人的にも関心があり、興味深く聞かせていただいた。
さて、concrete5の感想。HTMLに3行の簡単なPHPコードを埋めるだけでテンプレートになるとか、管理画面=ほぼ出力画面は制作者、管理者共に使いやすいとは思う。まぁ、ちょっと触ってみたいという欲望に駆られたわけだが、Movable Type 5.0をテーマーにしたセミナーを来週末に開催ということもあり残念ながら後回し。
ここからは余談。懇親会で上野さんと少し話しをした。気になったことは、一本化されるまでにいくるかのグループでconcrete5の日本語化を手がけていたことを聞くと、「本家と連絡をとったのがウチだけである」とのこと。上野さんたちにより、日本語プロジェクトが一本化されたのは、とてもありがたいことだ。海外のオープンソースCMSの日本語版にありがちなのだが、コミュニティが1本化されてないと、利用者にはありがたくない。
concrete5とは、今年知名度をあげたオープンソースのCMSつながりということもあり、SOY CMSと合同で何か企画してみたいな。

20分で分かる concrete5 (その1) :: concrete5日本語公式サイト
http://concrete5-japan.org/about/screencast/cssnite_vol41_part1/

CMSの進化がWeb業界に運用で稼ぐ時代をもたらした。この傾向は今後、ますます加速するだろう。

どのCMSも、個性がはっきりしており、よい出来だった。はじめに、Movable Typeありき、WordPressありきで、設計や運営も各CMSに合わなければならない時代から、どのようなサイトを作りたいかを考え、それに見合ったCMSを提案するという選択肢が出てきたということだ。今後、CMS全般において、各CMSは凌ぎを削って機能や使いやすさが向上していくだろうし、制作時間を短縮してくれるデザインテンプレート(テーマ)は増えていくだろう。といいうことで、表題にあげたテーマに戻る。
デザインテンプレート(テーマ)が充実し、誰もが構築しやすく管理しやすいものになれば、わざわざWeb制作会社に頼まなくても、少し勉強すれば誰もがCMSでWebを作ることはできる。プログラムの知識も不要になってくるだろう。ジェネレーターを備えたCMSならば、CSSの知識すら不要になってくる。じゃ、でも、そこで考えてほしいのは、「そのサイトは効果が出ますか?」ということだ。オープンソースのCMSを使い、無償で配布されたデザインテンプレートをベースに多少手を加えたサイトを作っても、全ての人が同じ効果を得られるわけではない。設計や運用にスキルのある人間が構築し、運用のアドバイスをおこなった場合と、そうでない場合は雲泥の差がある。現にSEOはシステム側できる事は、ほぼ同一となったが、ライティングで差がつく時代になってきた。
では、Web制作者はどのような方向に向かうべきだろうか?運営指導も含めた、ソリューション能力を持つようにすべきだろう。もちろん全てを一人でおこなう必要はないが、どのパートを受け持つのかは真剣に考えていく必要があるだろう。

当日の写真はFlickrにあげてあるので、ブログ等に使いたい方は、ご自由にどうぞ。
※懇親会の写真除く

CSS Nite in Ginza, Vol.41 - a set on Flickr
http://www.flickr.com/photos/dakiny/sets/72157622837132896/

投稿者: Dakiny 日時: 2009年11月20日 05:02 |   |  トラックバック (1)

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