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WordPress 3.0はよくない!出来がよすぎて努力を忘れる

2010年4月28日 04:21

WordPress 3.0

Movable Type 4.2のブログデータ1340エントリーをWordPress 3.0ベータ1に移植してみた。

WordPress 3.0ベータ1日本語版が4月8日に出たので、ローカルサーバーにインストールして触っただけでなく、ついでにこのブログの1340エントリーを完全移植してみました。結論から言えば他CMSに関わる人間にとっては、おもしろくない出来です。WordPress 3.0はよくない!出来がよすぎる。ボタンひとつでアップグレードできるわ。クイックポストで設定や投稿は簡単だわ。最初から使えそうなテーマもいっぱいあるわ。こんなこと出来たらみたいなプラグインもいっぱいあるわで、テーマとプラグインを使えば出来る簡単なサイトを作るならば、勉強も努力もほとんどする必要がないです。こんなのに慣れたら、他のCMSを使う気はおこらなくなるし、人間努力を忘れます。以下MTからの移転を含めて使用感等をレポート。

インストール

WordPress 3.0

index.phpにアクセスする。

WordPress 3.0

何も考えずクリック。

WordPress 3.0

何も考えずクリック。

WordPress 3.0

通常は、データベース名とユーザ名、パスワードを入力して「作成する」をクリックするだけ。

WordPress 3.0

「インストール実行」をクリック。

WordPress 3.0

ブログタイトル、ユーザー名、パスワードを入力して「WordPressをインストール」をクリック。

WordPress 3.0

はい、終わり。たった5分どころか、3分ぐらいでインストール完了。他のCMSもこのインストールの簡単さは見習ってほしいところです。

ダッシュボード

WordPress 3.0

ログイン画面が開くので、ユーザー名とパスワードを入れて「ログイン」をクリックしてください。

WordPress 3.0

はい、これがWordPress 3.0の管理画面です。主張しないデザインがいいですね。使いやすい上にカスタマイズ度が高くてよく出来ています。次は投稿してみることにして、ヘッダーナビの「新規投稿」をクリックしてみます。

新規投稿

WordPress 3.0

まぁ、他のCMSでブログ記事の投稿をしいてる方なら悩むことはないでしょう。タイトルを入力して、カテゴリに「Movable Type」を選び、「下書きとして保存」をクリックするとパーマリンクが表示されます。このパーマリンクは「編集」をクリックすれば後で修正も可能です。

WordPress 3.0

「プレビュー」をクリックしてみました。公開する前にパーマリンクの設定をしてみます。

パーマリンクの設定

WordPress 3.0

公式サイトでは表示が遅くなるので推奨されてませんが、パーマリンクをSEO効果の高い、カテゴリ名/ポスト名にしてみます。

  1. 設定のパーマリンク設定を開く
  2. カスタム構造を選択
  3. フィールドに「/%category%/%postname%」と入力
  4. 変更を保存をクリック

先ほど下書きにした投稿を再び開くと、こんな風にパーマリンクが変更されていることに気づくと思います。

http://localhost/wp3/movable-type/movable-type-5実践テクニック打ち上げ会をやりました。

タイトル名が日本語表示になっているのに気づくと思います。英数字表記にしたい場合は最初にタイトルを英語で入れて下書き保存をして後でタイトルを変更するか、パーマリンクの「編集」で修正してください。
で、現在わからないのは、Movable Typeのように、アンダースコアはアンダースコア、スペースはアンダースコア、ハイフンはハイフンというパーマリンクの設定方法です。でも、まあ新規なんで放置しておきます。
#わからないことを捜すときはWordPressは情報が少ないですね。

Movable Typeからのインポートは、MTの機能でWordPress用のインポートファイルを作ると後が簡単。

WordPress 3.0

最も簡単なパーマリンクの引継はこの方法だ!

このブログのデータを試しにWordPress 3.0に移してみました。いろんなブログを読むとパーマーリンクを引き継ぐのにすごく苦労してるような気がします。いろんな方法があるけど、どれもこれも、スキルが要求されたり、面倒だったりして今ひとつだなと思っていました。上記、画像はMovable Typeのインポートですが、このやり方はタグネームやベースネームが引き継げないので、後ですごく苦労します。
探しまくってこれだ!という方法を見つけました。Movable Typeのインポート機能を利用するんじゃなくて、Movable Typeのインデックステンプレートを使ってWordPressフォーマットのXMLファイルを出力するやり方です。これはクール!このやり方ならば、ベースネームだけでなく、タグも引き継げます。設定も簡単だったので下記に該当ページのリンクを載せておきます。

  1. 上記のやり方でexport.xmlを作成しダウンロードしておく
  2. エクスポートファイルを移転先に合わせてCSSファイル等の修正をおこなう
  3. ツールからインポートを開く
  4. WordPressのインポートを選ぶ
  5. データのアップロード
  6. 投稿者の設定
  7. 数分待つ
  8. パーマリンクの設定をおこなう
  9. カテゴリースラッグとカテゴリ階層をMTのカテゴリに合わせて修正

カテゴリーの設定がめんどうなだけで、後はたいした手間がかからず、インポートそのものは至っては至極簡単です。ただし、作業はあくまでも個人責任でお願いします。

WordPress 3.0

一覧からインポートされたファイルを確認してみてください。ベースネームやタグが引き継がれているのがわかると思います。たぶん多くの環境であればこの方法でパーマーリンクを引き継げます。ただし、データの多い場合は処理仕切れない場合があるので500ファイル毎ぐらいで分割しておくといいと思います。

テーマの変更

WordPress 3.0

「テーマをインストール」から条件を入力して検索し見つかったテーマをインストールすることも出来るようですが、ここではオーソドックスに、以前作ったテーマを適応してみます。

  1. 「/wp-content/themes」に適応したいテーマをアップロード。
  2. 外観>テーマを開く。
  3. アップロードしたテーマが表示されているので「使用する」または「プレビュー」をクリック。
    ここでは「プレビュー」をクリックしてみました。

WordPress 3.0

プレビュー表示されたテーマで問題ないので、右上の「“任意のテーマ名” を使用する」をクリックする。

WordPress 3.0

テーマが適応されたので、表示して確認してみます。

WordPress 3.0

ということでWordPressの移行はローカル上では1340データ完璧にOK。パーマリンクもバッチリです。

WordPress 3.0の長所、短所

まぁ、僕はMovable Type大好き人間で、SOY CMSその他も関わってるけど、比較的客観的に見ました。

長所

  1. インストール簡単
  2. アップグレード簡単
  3. 投稿が簡単(クイックポスト最高!)
  4. テーマが多いからすぐスタートできる
  5. プラグインが豊富であったらいいなと思う機能がすぐにでもつけられる

短所

  1. 静的出力のMovable Typeや、動的出力のCMS(Drupal、SOY CMSに比較して)体感的に表示が遅い
  2. (SOY CMSに比較して)検索が体感的に遅い
  3. 情報がまだまだ少ない
  4. テーマをカスタマイズできる範囲なら簡単だがそれ以上のことをやろうと思えばPHPの知識が必要。HTMLとプログラムコードの完全分離がてきてないのも好きになれない
  5. 責任所在が明確でない(メーカーサポート等)

WordPress 3.0は機能的には素晴らしいんだけど、Movable Typea-blog cmsSOY CMSと違って、責任所在は不明瞭なので、自分で責任を持てる人が利用するにはいいと思うけど、無料だから、簡単だからと言って、スキルのない人が安易に商用ビジネスするのは考え物だと個人的には思ってます。後、Web制作者が既存テーマを流用して、納品するのは時代の流れかもしれないけどブランディングには最も遠い行動だと思います。頭一つ抜け出たいなら、テーマの利用は計画的に。

WordPressは素晴らしいが意地でも使わない。

ということで、個人的にはあまりに魅力的で、MT4.1からの完全移植まで終わっている、WordPress 3.0なのですが、個人的には意地でも公開目的に使うもんかと思ってます。やっぱり僕はブログ系CMSならば、Movable Typeが大好きだし、汎用CMSならばフレームワークの素晴らしさでSOY CMSに未来を感じてるので、総合的に負けてるとは思わないけど、いくつかの部分は実装されていて悔しいなと思う!
WordPressのよいところで取り込める機能は、Movable Typeにも取り込んでほしいなと思ってます。たとえば、WordPressにはあるパー マリンクの変更後、旧アドレスでもアクセスできるプラグインとか、クイックポストの機能は利用者としは絶対ほしい。ということで、シックス・アパート株式会社の方々、ただでさえ煩い人間がさらに要望を煩くいい続けますので覚悟しておいてください(笑)。後乗換は個人の自由だけど、MT5 はユーザーニーズを吸い上げて発展していくから、WordPressに乗り換えた人は後悔するゾ!と言っておきます。

結論として、Movable Type大好きな人間が客観的にWordPress 3.0の機能を語るのは無理だと悟りました。参考にならずにゴメン。

投稿者: Dakiny 日時: 2010年4月28日 04:21 |  このエントリーをはてなブックマークに追加 「WordPress 3.0はよくない!出来がよすぎて努力を忘れる」のはてなブックマーク被リンク数 |  このエントリをdel.icio.usに追加 このエントリのdeliciousの被リンク数  |  このエントリをlivedoorクリップに追加 このエントリのlivedoorクリップ被リンク数 |  「WordPress 3.0はよくない!出来がよすぎて努力を忘れる」をTwitterでつぶやく |   | コメント(0)  | トラックバック (0)

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