SOY CMSは、SOHOやWebデザイナーの救世主になるかもしれない
2009年2月11日 06:18
HTMLソースにコメントやタグを埋め込むだけだから、デザインは自由自在。XHTML+CSSさえ、理解していれば簡単にサイト構築ができる。
前回の「XAMMPインストール編」に続き、SOY CMSレポート後編。今回はSOY CMSの特徴を理解すべく、チュートリアルをやってみました。
Webにシステムを利用する場合、ある程度のデザインの制約がおこる場合が多いが、SOY CMSは、特別なテンプレートをもたず、既存のHTMLに、システムで変更したい部分をコメントやタグで囲むだけなので、デザインは自由自在。
そして、更新の容易さはブログなみで、特別な管理者を必要としない。
となれば、システム担当者のいない、小さなWeb制作会社や、個人のWebデザイナー、広告宣伝費予算の少ない中小企業、外注予算のない個人企業に、とても向いているCMSといえよう。
それでは、SOY CMSを使ってみましたレポートのはじまり、はじまり。
■まずは、HTMLでサイト構築をおこなう
SOY CMSを既存のテンプレートを持たないため、最初にHTMLでサイト構築を行う。SOY 手っ取り早く理解するには、既存のHTMLだけで作られたサイトを利用するのが一番わかりやすい。
最初は、ひとまずHTMLのコピペだけでも動作するので、まずその段階で確認してみることを強くお勧め。
今回は、時間の関係もあり、古荘さんが用意したチュートリアル用のHTMLサイトを、本人の許可を得て使わせてもらった。

おまめ商事種式会社HTML版
http://demo2.soycms.net/realfile.html
自分でやってみた感想では、おそらく、このHTMLサイトを下記の「SOY CMSチュートリアルマニュアル(PDF形式)」を見ながら構築していくのが、いちばんわかりやすいと思う。
上記HTMLサイトをSOY CMSで構築したものが下記。
おまめ商事種式会社SOYCMS版
http://demo2.soycms.net/
このチュートリアルを実行すれば、SOY CMSがどのようなCMSであるかが、よくわかる。
#残念ながら、さわってみないとSOY CMSのよさは半分もわからない。
■サイト作成

最初にサイトを作る。MTで言えばブログを作るようなもの。
/インストールディレクトリ名/admin/にログイン。

管理者画面が表示されるので、「サイト作成」をクリック。

サイトID(ドキュメントルートからのURL)、サイト名を入力して「実行」をクリック。
ルートにサイトを設定したい場合は、後から変更ができるのご安心を。

「作成しました。」と表示されるので、「ログイン」をクリック。ルートに設定したい場合はこの時点で「ルート設定」をクリックする。
※XAMPPの場合、ルートはhtdocsであることをお忘れなく。
■ページ作成

初回のみ「初期ページ作成ウィザード」が表示されるが、ページウィザードは使わず、「ページの新規作成」をクリック。

まずは、トップページの作成を行う。タイトル:トップページ、URL:空欄、ページの種類:標準ページをチェックして「ページを追加」をクリック。

ページが詳細が表示されるので、ひとまず「保存」を押しておく。
◇HTMLの修正

HTMLフォームに、「おまめ商事種式会社HTML版」から持ってきたHTMLを貼りつけ「更新」をクリック。
※リンクURLは各自の環境に合わせ変更すること
◇新規ページの追加

同じように「新しいページの作成」をクリックして、同じように、「おまめ商事種式会社HTML版」から持ってきたHTMLを貼りつけていく。
※リンクURLは各自の環境に合わせ変更すること
◇ブログページの生成

個別エントリーページを作る場合は、「ブログページ」にチェックを入れる。

「エントリーがありません」と表示されるが、この時点では気にしない。なお、ブログページに関しては、テンプレート編集を、この段階ではおこなわないほうがいい。

生成されたページ一覧。
「ページが見つかりません」というページは自動的に生成される。
■ファイルのアップロード

HTMLをアップロードしただけではイメージも掴みにくいと思うので、画像やCSSを先にアップロードすることにする。
画像やCSS等のアップロードは「ファイルマネージャー」を利用し、「ファイルマネージャー」を利用するには、フッターメニューの「ファイルマネージャー」をクリック。

「ファイルマネージャー」が開く「files」という名前のフォルダーをクリック。

参照をクリックして、CSSや画像等をアップロードしていく。ご覧のように、画像はアイコンで表示されるので、何を上げたか迷うことはない。
※CSSはファイルマネージャーからアップロードすると、CSSエディタが利用できる。

画像やCSSがアップロードされ、ひとまずHTMLをSOY CMSに移植完了。まずはこの段階で動作するかどうかを、確認してみてください。
■CSSエディタによるCSSの編集


SOY CMSは、ファイルマネージャーからアップロードしたCSSは、CSSエディタを利用できる。
呼び出し方はファイル名をクリックすると、ファイル一覧下に、CSSファイルが表示され、「CSSエディタで編集」と書かれたボタンをクリックすれば、「CSSエディタ」が利用できる。
また、CSSエディタはダイナミック編集からも利用できる。
※以外とCSSが編集できないCMSは多い。
■SOY CMSのテンプレート生成

ここからが、SOY CMSを利用する上での核心。
<ul class="top_list"> <li>2008.8.16 ここに新着情報が入ります</li> <li>2008.8.16 ここに新着情報が入ります</li> <li>2008.8.16 ここに新着情報が入ります</li> </ul>
まず、上記部分に新着情報を表示したい場合は…
<ul class="top_list"> <!-- block:id="news" --> <li><span cms:id="create_date" cms:id="y.m.d">2008.8.16</span> <span cms:id="title">ここに新着情報が入ります</span></li> <!-- /block:id="news" --> <!-- cms:ignore --> <li>2008.8.16 ここに新着情報が入ります</li> <li>2008.8.16 ここに新着情報が入ります</li> <!-- /cms:ignore --> </ul>
と書き換える。
◇用語解説
SOY CMSを利用するには、「ブロック」という概念が必要だ。「ブロック」とは、テンプレートのなかで、どのエントリーを書き換えの対象とするか決めるもの。
<!-- block:id="news" --><!-- /block:id="news" -->
例でいえば、ここに挟まれた部分が編集領域となる。
<span cms:id="create_date" cms:id="y.m.d">2008.8.16</span>
上記は日時の表示のタグ
<span cms:id="title">ここに新着情報が入ります</span>
上記はタイトル表示
<!-- cms:ignore --><!-- /cms:ignore -->
上記は表示したくない場所を囲う。
元のHTMLはそのままに、コメントやアトリビュートを追加するだけで、SOY CMSは動作する。
◇ブロックの設定

HTMLの隣にあるタブメニューの「ブロック」をクリックして、「設定する」をクリック。

ラベル表示用ブロック」にチェックを入れ「設定画面へ」をクリック。

ラベル(MTだとカテゴリー)の選定で、「新着情報」を選び、表示件数を5件、「設定の保存」をクリック。「ラベル」

「ダイナミック編集」をクリックすると、プレビュー表示になるので確認。もちろん、「エントリー」がないから、表示もされない。
※ダイナミック編集から、HTML、CSS、エントリーの編集が可能。
■エントリーの投稿

タブメニューから、「エントリー管理」を開き、「エントリーの新規作成」をクリック。

「エントリー新規生成」画面から、エントリーの生成を行う。Movable TypeやWordPress等他のブログツールと使い方はほぼ同じで、WYSIWYGエディタ(TinyMCE)があるので、説明は不用だろう。ラベル名の「新着情報」と「公開」にチェックを入れて、「作成」をクリック。
#エントリー本文の表示文字が小さいのは修正してしほしいなぁ。

エントリーを作成すれば、このように表示される。使い方は簡単でしょ。
エントリーのテンプレート生成等、詳しく知りたい方は、チュートリアルマニュアルや、「Re:CreatorKansaiBlog(制作手順例)」を見ながら、やってみてください。トップページに比べ、多少複雑ですが、さほど難しいものではありません。
■SOY CMSの導入により、システム担当をもたない小さなWeb制作会社や、フリーランスのWebデザイナーは、活性化につながる可能性がある。
ホームページはCMSで作る時代になったが、比較的とりくみやすいと言われた、Movable Typeや、WordPressですら、高機能化していくにつれて、独自のタグは複雑化され、XHTML+CSSを理解しているでけではサイト構築ができなくなってきている。
※高機能化はユーザーが望んでいることでもあるので、決して、高機能化に伴う複雑化を非難するものではない。
その点、SOY CMSは、HTMLに、コメントやタグを埋め込むだけなので、XHTML+CSSがある程度わかる人なら、誰でも扱える。
この容易さは、システム担当者のいない、小さなWeb制作会社や、個人のWebデザイナー、広告宣伝費予算の少ない中小企業、外注予算のない個人企業に、向いている。
まだ、どこまでの規模のサイトができるのかはわかならいが、少なくとも、中小企業の会社案内程度を作るのは十分な機能だ。
純国産で、実力のある企業がパッケージを管理しているというのも安心感につながる。フォーラムも用意されており、対応は迅速だ。
なお、余談ではあるが、「インストールマニュアルがわかりにくい」とメールしたら、早速、古荘さんが対応してくれた。
http://www.soycms.net/web/files/manual/soycms_document_00_20090209.pdf
※こうした対応の早さも、も安心して使える要素のひとつだ。
インストールを含め、2日ほど触ってみた感じでは、XHTML+CSSをある程度理解している人であれば、1日から3日学習すれば、仕事で使えるようになるだろうと思った。
僕自身も、簡単なWebサイトの業務案件依頼があれば、是非とも使ってみたい。
参考になれば幸い。
投稿者: Dakiny 日時: 2009年2月11日 06:18 |
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コメント
一度試してみようかな。MT最近複雑でわからないし
WPは管理画面もガラっとかわるしあきてきたもんなぁ。。。
投稿者: iPhoner | 2009年2月13日 12:37