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今日のWebアクセシビリティ:基本文字サイズを考える

2007年2月24日 19:19

文字サイズ中

Webは異なる読者環境でもきちんと情報が伝わることが大切

アクセシビリティを配慮して、このブログを少し修正した。何を直したかといえばpxをもちいて固定していた文字サイズを、%に変更し相対表示とした。

修正の結果、Internet Explorerでも表示サイズを変えることが可能となった。IE6やIE7で見ている方は、文字サイズを変更してみるとわかると思う。

ところで、悩んだのは基本文字サイズだ。IEは、最大、大、中、小、最小と5段階に文字の表示サイズを変えることができる。文字サイズに割り当てるCSSは1種類であり、5段階すべてで情報が伝わるように基本文字サイズを設定することは、けっこう大事なことかもしれない。最初は普通に100%(文字のサイズ小で見れば12px相当)にしてみた。


基本文字サイズ100%で最大から最小まで

文字サイズ最大

文字のサイズ最大:可読性に問題なし

文字サイズ最大

文字のサイズ最小:可読性に問題あり

文字サイズ最小にすると、本文より一回り小さく表示させた文字は、小さくて読めないだけでなく、つぶれてしまい、もはや文字としての機能を果たさなくなった。文字サイズを大きくすれば可読可能だが、このサイトを見るためだけに利用者に設定を変更させること自体がすでにアクセシビリティの思想から外れる。利用者に文字サイズを変えさせることなく、読んでもらえればいいと思い。基本文字サイズ指定を改めることにした。

参考までに、アットスタイルさんのソースを見ると基本文字サイズを115%にしていた。なるほどね、さすがに、Web標準にこだわった人だと感心した。115%とした理由は、きっちり最小までを配慮した結果なのだな。

2月25日、100%でバランスをとり、結果文字サイズが小さかったので、一括で変更できるから基本文字サイズを115%にしたとこのことで、最初から115%で構築してはいけない。できれば100%で個々の文字サイズするのがよいと本人から連絡があった。

そこで、こんどは最小で12px相当に見える115%に基本文字サイズのみを変更した。


基本文字サイズ115%で最大から最小まで

文字サイズ最大

文字のサイズ最大:可読性に問題なし

文字サイズ最小

文字のサイズ最小:可読性に問題なし

この修正をほどこすことにより、多くの人々が通常利用している環境(文字サイズ最大なら、最大のまま)で文字サイズの設定を変更することなく、見てもらうことが可能になった。


参考リンク

ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 1.0
http://www.zspc.com/documents/wcag10/
アクセシビリティ : 富士通
http://jp.fujitsu.com/accessibility/
ハンディがあっても利用できるページづくり
http://www.kanzaki.com/docs/html/accessible.html


アクセシビリティに配慮するなら、単に文字のサイズ最小から最大まで可読性に問題がおこならいだけでなく、読みやすいようデザインするべきだ

Firefoxを 例にとれば、たとえ文字サイズをpxで固定しようが、読者が文字サイズを変更すれば、表示文字の大きさは変化する。だから老眼の人はFirefoxで見ればいいかと思うのは早計。新たにブラウザを開くと基本サイズに戻ってしまうから、ブラウザを開くつど文字サイズを変更しなければならないので面倒だ。

その点、約7割のインターネットユーザーが利用する、Internet Explorerは設定サイズをブラウザが記憶しているから、文字サイズを一度最大に設定すれば、最大のまま閲覧できる。だがpx等で固定すれば文字サイズを変更することはしない。だからこそ、アクセシビリティに配慮するならば文字サイズを修正できるようにしておくべきなのだ。

文字を相対にすれば、少なくとも最初から、最大までは利用できるように、デザインも配慮すべきになる。

こんご、ますます日本は高齢化社会になっていくから、自由に作れる個人のサイトや、JIS X8341(通称Web JIS)意味も知らずに大好きで推奨している官庁のサイトは技術的問題だけだからいいが、独断で仕様を決められない商用サイトを作るWebプロデューサーやWebディレクターは、こういうことを配慮して、意味無くFlash大好きな顧客を何故、レイアウトを固定すべきではないのか説得し、仕様を詰める能力が必要になってくるだろう。

参考までに、このブログの最新統計では、65.04%がInternet Explorerは、27.34%がFirefoxで、4.5%がSafariとなっており、すべて検証はしている。

参考になれば幸い。

なお、今回の改修で、合わせて、表示エラーのでるMac IEおよび、NetScape4.7ではCSSが効いてない状態で可読可能対応とさせていただいた。
悪しからずご了承願いたい。


2007年2月25日追記

アットスタイルさんより、連絡があり、最初100%でバランスをとり構築して、表示文字が小さかったので、一括で拡大できるよう115%と拡大したとのこと。 最初は100%で作りバランスをとることが大事だということだ。そしてできれば、基本文字サイズを100%にして構築するのが好ましいという話であったので、このブログでも時間をみてやりなおしたい。

投稿者: Dakiny 日時: 2007年2月24日 19:19 |  このエントリーをはてなブックマークに追加 「今日のWebアクセシビリティ:基本文字サイズを考える」のはてなブックマーク被リンク数 |  このエントリをdel.icio.usに追加 このエントリのdeliciousの被リンク数  |  このエントリをlivedoorクリップに追加 このエントリのlivedoorクリップ被リンク数 |  「今日のWebアクセシビリティ:基本文字サイズを考える」をTwitterでつぶやく |   | コメント(0)  | トラックバック (0)

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