御在所岳(1212m)武平峠道より山頂往復
2006年6月11日 21:56
▲御在所岳武平峠にて次女、背景は鎌ヶ岳
運動不足から来る体力低下と、窓の空かない仕事場で溜まった鬱々とした気分を解消するため登山を再開した。
#私は閉鎖空間は苦手なので、広々とした場所で体を動かさないとストレスは発散できない。
まずは、ウォーミングアップで6月11日、身近な御在所岳に、中2の次女と登ってきた。
御在所岳は鈴鹿山脈の南部にあり、標高こそ1212mと低いが、5つの登山道中、4つの登山道で岩場歩きが楽しめるアルペンムード満点の山だ。
ロープウェイであがることもできるため、俗であるという理由で深田百名山に選ばれなかったが、深田クラブの200名山には選ばれている。
私にとっての御在所岳は青年期、北アルプスの岩場を登る練習で幾度となく通った、思い出深い山でもある。
さて、今回は往路は「中道」、帰路は「一ノ谷新道」の予定であったが…、雨交じりのぱっとしない天気なので、最短時間で頂上から往復できる「武平峠道」に変更した。
この登山道は、山頂との標高差は僅か350m、スタート地点の武平峠駐車場からコースタイム1時間15分で山頂に達する。
午前5時に大垣市の自宅を出る、天気予報は見事にはずれスタート時点から雨だ。国道306号線を南下中、雨足ははげしくなるばかり、このままの状態が続くようであれば中止かなと不安に思いつつ、山麓の湯ノ山温泉へ向かう。
鈴鹿スカイラインをどんどん登り、トンネルを越えて滋賀県側の 武平峠駐車場に到着。幸い雨は小降りになってきたようなので登山は決行することにした。
車を止めて娘を起こし朝食をとる。かなりゆっくりした食事の後、カッパの上下を着こみ、午前7時登山開始。天候はカッパを着こむかどうか悩む程度の小雨。
駐車場内にある鎌ヶ岳登山道を登ると、ほどなくトンネルの上の武平峠(880m)に到着。
ここで道は二つに分かれ、直進すれば御在所岳で、右に登れば鎌ヶ岳。
参考までに鎌ヶ岳山頂まではコースタイムで約50分。
前半は 低木広葉樹の尾根筋の急な山道、大石による階段登りがひたすら続く。運動不足の私には息も絶え絶えで休み休み登るが、成長期の次女は快適に登っていた(苦笑)。
写真は花崗岩のガリーにつけられた、鎖を頼りに登る次女。
ザレ道なのでちゃんと足を運ばないと滑るが、花崗岩は濡れていてもフリクションが効くので岩場に慣れた人なら登りも下りも鎖に頼る必要はない。
ハイライトは写真の大岩が登山道をふさぐ場面から始まる。
一件、登れそうにないように思えるが、ペンキマークに従い3点指示をきちんと守れば、登りはたいしたことがない。
岩場は初めての娘に三点指示を教えながら登る。
岩場は続く、晴れていれば高度感満点の場所だが、慎重さを欠かなければ、初心者でも適度にスリルを楽しみながら通過できる。
この日は天候がよくないのだけが惜しまれる。
このような風景が見えたらスリリングな岩場は終了。
背景に見える山は鈴鹿槍といわれる、鎌ヶ岳。
後は傾斜もゆるくなり、低木広葉樹のよく踏まれた尾根道を快適に歩くと、舗装路にひょっこり出て登山道は終了だ。
舗装路に出たら山上公園。山上公園はけっこう広い。
コンパスと地図の使い方を娘に教えながら舗装路を歩く。
山頂へ行く道の途中にある、 長者池に寄り道してみた。
次女は賽銭を投げて鈴を鳴らしたり、銅鑼を鳴らしていた。
午前8時30分、山頂到着。
残念ながら霧はますます濃くなっていき、10m先がわからない状態で本来なら見えるはずの展望は皆無(苦笑)。
リフトが動き出す前であったので、山頂は静かなものだ。
先行登山者がいたので、お願いしてシャッターを押してもらう。
その後、日本カモシカセンターが開館になる9時20分まで、のんびりと山上公園を周遊することにした。
天気がよければ楽しいだろうが、濃霧の中を歩き回るだけに終わったから、次女は終始しかたなそうに歩いていた(苦笑)。
最後は娘のリクエストで、 日本カモシカセンターに立ち寄ることにした。
ここは日本カモシカを研究している施設で、博物館と動物園に別れており、まずは博物館を見る。
カモシカだけでなく、御在所岳自然博物館といった感じだ。
料金は中学生以上450円。
動物園には日本カモシカだけでなく、世界のカモシカが飼育されている。散策コースもあり、結構広い。
時間も11時を回っており、ふたりとも登山靴で舗装路を歩き足が痛くなっていたので、散策コースはパスして、そろそろ下山することにした。
下山は練習がてら娘に進路を選ばせた。ロープウェイ山上公園駅方面に歩き出す。間違っているのはわかっていが、途中で気づくだろう。
わざと黙ってついていくと途中で、「ここ、さっき通ったなぁ…」と娘が言う。
それは君が間違えているからだ(笑)。
日本カモシカセンター前まで戻り、「こちら」といって私が先頭で歩きはじめた。
御在所岳は、ロープウェイで上がってきた観光客や、裏道から上がってきたハイカーが道に迷って遭難する場合が多いので注意されたし。
行きと逆に順路をたどり登山道に出た。
下りは登りより難しく、危険が伴うので、歩き方を教えながら、ゆっくりと降りる。
最近登山にストックを用いる人が多いが、岩場ではストックを使うのは危険だ。
娘のストックは私が預かり、逆に足の滑るザレ場では私のストックを貸してダブルストックで下らせた。
私は久々にストックなしで下ったので、膝が…(苦笑)。
下山路中に岩場で、岩ツツジを発見した。花があると心が和む。
次女は山歩きに慣れておらず、ザレている箇所で手こずったので下山は2時間近くかかったが、ケガも尻餅もなく無事駐車場に到着。
駐車場で休憩がてら、次女の健闘をほめる。
自己評価は「まぁ、よく頑張った」であった(笑)。
岩場では問題なかったので、南アルプス北部とか八ヶ岳なら大丈夫だろう。
帰路、いなべ市内で昼食をとり午後4時30分に大垣市内の自宅に戻る。
靴とカッパを洗って本日の登山終了。
投稿者: Dakiny 日時: 2006年6月11日 21:56 |
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