オープンソースって儲かるの?OpenPNEの手嶋さんに聞いてみました
2009年7月22日 23:07

お金持ちになりたければ、お金持ちとつきあうがいい。成功したいなら、成功している人とつきあうがいい。
とはよく言われる話で、日本における数少ない、オープンソースのビジネスモデルを自力で確立した、OpenPNEの手嶋さんを訪問して、いろいろと学ばせてもらった。超多忙中、1時間半あまりも、ご教授いただいた手嶋さんに感謝。ほとんどがビジネスに直結する、ここだけの話ばかりなので、ごめん書けません。
代わりにといっては何だけど、多くの人々が疑問に思ってることを、手嶋さんにぶつけてみました。関心あるかたは下記をお読みください。
オープンソースってタダで配って、儲かるの?
これは、オープンソースを配布している人なら必ずといって聞かれる言葉。何故、オープンソースで配布するのかという理由は開発者により異なるので、割愛させていただき、どうやって利益をあげるのかという点に絞り、ひとまず自分で整理したビジネスモデルを以下にあげてみるとします。
- 寄付金を募る。支援者を募る。
- 受託開発で稼ぐ
- デュアルライセンスで稼ぐ
- 付加価値サービスで稼ぐ
- ソリューションで稼ぐ
まだあるかもしれないが、ひとまずこんなところ。微妙に間違っていたらごめん。
1. 寄付金を募る。支援者を募る。
欧米では開発資金を継続してえるために、寄付金を募ったり、支援者を募ることが多く、これによりビジネスを成立するケースもあるけど、オープンソースに対して理解の低い日本では、成立しにくい。
2.受託開発で稼ぐ
小規模企業が一般的にオープンソースで利益をあげるといえば、オープンソースのサポートやカスタマイズ。SOY CMSは、今は、この段階です。手堅く稼ぐにはよい方法ですが、限界があり、企業が大きく羽ばたくことはできません。
3. デュアルライセンスで稼ぐ
MySQLに代表されるが、現在は主流ではありません。
4. 付加価値サービスで稼ぐ
ホスティングサービスや、バージョンアップをサービスとして提供することによって利益を得るビジネスモデルです。有名なところではWordPressがこの方法で成功していいます。
5. ソリューションで稼ぐ
体力のある企業ならではの可能な手法です。7月29日に設立される、OSSコンソーシアムの中核企業は大半はここに該当するでしょうね。この段階までくれば、株式公開が夢でなくなります。
手嶋屋さんに聞いてみました。
根性論や情熱論ではなく、誰にでもわかる、確実な方法を答えてくれました。手嶋さん曰く、オープンソースをビジネスモデルとして成立させるには、手順を踏んでいく必要があるとのことです。
第1ステップ…受託開発で力をつける
自戒をこめて説明いただきました。手嶋さんは最初、この手法をとらなかったため、すごく苦労したとのことです。オープンソースで大きな利益を得るためには、企業力をつける必要があるとのことです。少なくとも年商1億円、社員10名まではこの方法で、頑張るのが安全な方法のようです。
以下、すごく大事なことを教えていただきましたが、この段階でフォーラムを、きちんと成長させなければ、次のステップに移行するのが困難であるとアドバイスをいただきました。
第2ステップ…付加価値サービスで利益を得る
不景気とはいえ、時間削減や、安全に対して、お金を払う企業は、不景気とはいえ、数多くあります。知名度もつき、資金もプールして、スタッフが充実してくれば、初めて、SaaS版等のサービスないし、広告収益で利益拡充を図ることが可能になります。反面、いかに付加価値があるとはいえ、信頼のないオープンソース、信頼のない企業に、お金を払うほど顧客は甘くありません。信用が第一ということですね。
第3ステップ…ソリューションで稼ぐ
現在、手嶋屋は第2ステップから、第3ステップへの移行時期とのことです。第1ステップでは必要なかった部門も必要となってきて、この段階ともなれば、第1ステップの頃と社員構成が大きく変わるのは必然となります。後は経営者の才覚次第で、どこまでも。
手嶋さんの答:タダで配ったところから、ビジネスがはじまる。
ということで、タダのものを配布しても儲かりますが、正しい手順が必要とのことです。オープンソースそのもので、利益を引き出している、手嶋さんならでの重みのある回答、しかと受け止めました。僕自身も「オープンソースの配布は広告であり、受託案件で利益をあげる」と答えるにとどもまっておりたので、明確に視野が広がりましたが、みなさんは、どのように思われたでしょうか。
手嶋さん、愚直な質問に対して、丁寧にわかりやすく答えていただき、感謝です。

決して、難易度が低いとはいえない課題はもらったけど、ハードルをクリアして、手嶋さんと、コラボするぞと決意を新たに記念写真。この人とコラボできた場合の結果を想像するだけで、わくわくしてきます。頑張りますよ!僕は。
以下、余談ですが、僕も行きますけど、手嶋さん絡みで、個人的にはすごく関心のある記者発表がありましたので、紹介しておきます。
7/30 16:30~@築地本願寺 手嶋屋+朝日新聞+芸者東京 記者発表詳細決まる | SNS構築の手嶋屋
http://www.tejimaya.com/archives/2490
手嶋さんが、ブログメディア枠と、サービス利用者として活躍してくれる人枠、その他おもしろい人枠が持っており、この枠は事前申し込みが必要になるので、興味のある方は、ぜひご連絡いただきたい。とのことです。手嶋さんは、メールアドレスは公開してないので、連絡方法のヒントだけ書きます。参加したい方は、OpenPNEの公式SNSで、手嶋さんと連絡をとってみてください。
投稿者: Dakiny 日時: 2009年7月22日 23:07 |
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